見えそうで見えない遠近両用コンタクトレンズ。2018年4月にメダリストプレミア マルチフォーカルを購入したのですが、老眼の度が進行したために今度は日本アルコンのエア オプティクス アクア マルチフォーカルを購入です。
私の近視は-9.00のド近眼なのですが、このエア オプティクスの使用により「見えそうで見えない」老眼側が見えるようになったのか、使用感のレポートです。
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購入した遠近両用コンタクトと度数
▼2018年4月に購入したのは、こちらのメダリストプレミア マルチフォーカル。
初めての遠近両用コンタクトでしたが、老眼側の度数が合っている状態でも「見えそうで見えない」微妙な使用感。太陽光のもとではスマホの文字も見えるのですが、そうでない場合には老眼鏡は必須。結果、ほとんどの場合、遠近両用コンタクトのうえに老眼鏡を使用することに。
▼そして今回購入したのは、こちらのエア オプティクス アクア マルチフォーカル。
楽天市場では多くのショップから販売されているのですが、私が購入したのは、おそらく最安の2箱・送料無料・税込にて 4,480円の商品。
▲肝心な度数は以下です。
- 右、近視側 -9.00、老眼側 +2.50
- 左、近視側 -8.50、老眼側 +2.50
老眼側は、+1.00、+2.00、+2.50の三択。別途 遠近両用メガネを購入した際の計測では+2.25なのですが、+2.50を購入です。
実際の見え方
一言で表すと「やはり微妙。相変わらず室内での老眼鏡は必須」となります。より具体的に記載すると以下。
なお、職場の同僚や各所のレビューを参照すると、遠近両用コンタクトの見え方のコメントは人それぞれ。多くの場合には、遠近両用メガネのほうがバッチリ見えるとのコメントが多く、また、度数の選び方によっても異なってくると思います。以下はあくまで私の場合のコメントです。
- 室外での遠距離はよく見え、数メートル先の中距離はほどほどに見える。
- 室外でのスマホの文字は、なんとなく見える。ぼんやりしていてじっくりと多くの文字を読むのは辛いものの、短時間の情報入手の目的ではそれほど不自由しない。
- 車の計器やナビの文字は、近視用コンタクトではほとんど見えないものが、ほどほどに見える(クッキリ見えないが運転するうえで問題ない程度に見える)。
- 室内でのスマホ、24インチクラスのPCディスプレイは、老眼なしよりは多少ましだが、ぼんやりと見える程度。老眼鏡は必須です。
- 目線から80cmほどの距離にある40インチのTVをPCディスプレイとして使用する場合には、十分に実用的です。
メダリストプレミア マルチフォーカルとの比較
メダリストプレミア マルチフォーカルとエア オプティクス アクア マルチフォーカルの見え方比較では、度数は異なるものの、見え方は全く同じ。ピシッと見えるは遠距離のみで、中距離・特に近距離はなんともはっきりしない、ぼやけた見え方となります。
装用感においては、私の場合にはややエア オプティクス アクア マルチフォーカルがいいような感覚です。メダリストプレミアは夕方になるとレンズがくもってくることが多かったものの、エア オプティクス アクアではくもってくるまでの時間が長い(装用時間が長くとれる)ようなイメージ。これは目の状態にもよると思われ、あくまで参考情報ですが。
なお、双方ともに目が痛くなる・充血するなどの現象はありません。
まとめ
多くのレビューコメントであるとおり、やはり遠近両用コンタクトは中途半端感が否めず。眼科でしっかりと計測し、多少老眼側に寄せた度数を選ぶと見え方は異なるかもしれませんが、はっきり見えるのは遠距離のみとの状況です。これにも懲りず、3カ月後には別のレンズを試してみます。
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