Androidスマホをいじっていると、「音」の設定項目に「キャスト」があるのを今さらながらに認識。早速、スマホからFire TV機器に音声を飛ばし、Fire TV機器を接続したテレビのスピーカーから出力してみました。
Fire TV機器での設定
ミラーリングの過去記事にて紹介している「AirReceiver」をインストールし、設定を行います。
この「AirReceiver」は305円の出費となりますが、音声のキャストのみならコスト高かもしれないものの、iOS / MacOS / Androidでも簡単にミラーリングできるため、高くはないと思います。
▲▼インストール、設定方法の詳細は以下の記事で紹介しています。
▼ポイントを記載しますと、インストールして起動したAirReceiverの設定画面にて、③のGoogle Castにチェックを入れるのみです。①②はiOSの設定ですが、全部まとめてチェックを入れても大丈夫です。
Androidスマホでの設定・接続
続いてAndroidスマホでの設定・接続です。こちらも簡単、数タッチで完了です。設定の入り口は異なるものの、以下で紹介のAirReceiver経由でのミラーリングと同様です。
▼Android 7.0での説明ですが、「設定」「音」へと進み、「キャスト」を選択します。
右の画面にて、お使いのFire TV機器が表示されますので、これを選択。
以上にて、Fire TV機器を接続先のテレビなどから音声の出力となります。
出力された音質について
私はスマホで音楽を聴くことはないので、RadikoをインストールしてFM音声をキャストしてみました。
FM音声をキャストしてみた音質の雑感は以下です(テレビからの音声出力)。なお、音声とともに、スマホ画面もミラーリングとなりますが、Fire TV機器をホーム画面に戻しても音声は出力されたままでした。
- 会話などを聞き取るには十分なのですが、音楽となると音質はスマホよりも劣ります。
- 音量自体もテレビ音声よりも小さい。
- ミラーリングと異なり画像が伴わないため、音声の遅延があるか否か確認できないのですが、遅延はないような感覚。
実用的か否かと聞かれると微妙なところ。私はスマホのスピーカーで聞く(カシャカシャした)音質が好きではないので、その意味では、あるいはニュースなどを聞く場合は実用的。ただし、音楽となるとやはり音質がよくないので微妙となります。
まとめ
興味本位で、スマホからAirReceiverを介してのFire TV機器へのキャストを確認してみました。簡単に設定できるものの、実用的か、あるいはニーズがあるかは微妙なところ。AirReceiverをインストールされている方は試しにやってみる価値はあると思います。
▼音楽関連では、購入すべきか迷っているのがAmazon Echo Dot。デジギア好きとしては試してみたくなります。
コメント
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bubblesoft.android.bubbleupnp&hl=ja
androidに「BubbleUPnP for DLNA/Chromecast」をインストールして、Google Musicを押してGoogleアカウントを認証させると、CastReceiverもしくはAirReceiverをインストールしているFire TVでもGoogle Play Musicが再生できます。
BubbleUPnPはChromecast用アプリですが、Fire TVでもOKです。
貴重な情報ありがとうございます。後日、試させていただきます。