なんと、いつの間にか Android スマホのYouTubeやNetflixからFire TV Stickへのキャスティングが、Fire TV Stickのデフォルトの機能で可能になっていますね。今さらかもしれませんが、その機能について簡単に記載します。なお、iOSの場合には、AirReceiverなどのAirPlay 対応アプリをFire TV Stickにインストールしない限りは、YouTubeのキャスティングに対応していません。また、今回の確認は2020年1月6日時点のものとなります。
YouTube アプリからFire TV Stickへのキャスティング
繰り返しますが、Fire TV Stickのデフォルトの設定で、YouTube アプリからFire TV Stickへのキャスティングが可能なのは、Android スマホとタブレットです。2020年1月6日時点では、iPhoneやiPadからキャスティングはAirPlayの機能が必要となるため、以下のAirReceiverをFire TV Stickにインストールする必要があります。
▼Android スマホやタブレットにて、YouTube アプリで動画を再生中に表示される「キャストアイコン」を押下すると下の画像のように、キャスト先の一覧が表示されます。
▲私の場合、①のように「AFTxxx」のキャスト先が表示されてますが、これはFire TV StickにインストールしたのAirReceiverでのFire TV Stickのデバイス名。AirReceiverをインストールしていないデフォルトの設定では、②のように「〇〇 Fire TV Stick」と表示されますので、これを選択します。
ちなみに、私の場合には、3台のFire TV機器が同一のWiFi環境に接続されているため、3台分が表示されています。
▼スマホ側で「〇〇2nd Fire TVで再生しています」と表示されていますが、この状態となれば、Fire TV Stickを接続したテレビなどへキャスティングできています。
▲なお、キャスティングに要する時間は長くはなく、Fire TV StickにてYouTubeアプリを起動し再生するのとほぼ同じ時間です。むしろ、視聴する番組はスマホ側で選択しているため、Fire TV Stickで番組を選択するよりも早く感じます。
Netfilixは対応するも、Huluは未対応
AndroidでのYouTubeのキャスティングが可能となると、気になるのはNetfilxやHuluのキャスティングですが、Netflixが上記のYuouTubeと同じ手順で対応している一方、2020年1月6日時点ではHuluは未対応でした。
▼Huluのキャストアイコンを押下した場合、AirReceiver のFire TV Stickの機器名である「AFTxx」は表示されるものの、デフォルト設定の「〇〇 Fire TV」は表示されず。
まとめ
Android スマホ・タブレットからFire TV Stickへのキャスティングに、Fire TV Stickのデフォルト設定での対応がいつの間にか可能となっています。私の見落としだったかもしれませんが、YouTubeにおいては、Fire TV StickでのYouTube アプリが再リリースされて以降でしょうか。
なお、iOSのiPhone / iPadには未対応。これらはAirPlayに対応する以下のAirReceiverをFire TV Stickに導入する必要があります。
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