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CarPlay Android Box、USB接続でカーナビにAndroid画面を表示・操作も可能。海外通販での販売事例

先日、クラウドファンディングの「Makuake」サイトを参照していて惹かれた製品が、「あなたのカーナビが一瞬でスマホ化」をキャッチフレーズとする「MILEL」。CarPlayに対応するカーナビのUSBポートに接続すると、カーナビで Android アプリなどを操作できる製品ですが、海外では「CarPlay AI Box」「CarPlay Android Box」として、多くの製品が200ドル前後で販売されています。

TV Boxや Xiaomi TV Stickを車載化としたような製品ですが、これなら Fire TV Stickや Android タブレットを車載化せずとも、現在のカーナビを活かしつつ対応できそうです。そこで今回は、海外通販サイト AliExpressで販売の製品をいくつかピックアップしてみました。

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留意事項

最初に留意事項を記載します。

  • 後段の製品は、日本車・カーナビへの適合(少なくとも USB ポートの有無、カーナビがCarPlayに対応していることを確認する必要があります)を確認したものではありません。ご自身で確認する必要があります。
  • 上記やアフターサービスに不安がある場合、上のリンク先記事の「Makuake」サイトの製品の選択が無難。
  • タッチパネルを操作できるか否かも、お使いのカーナビに基づきます。タッチパネル未対応の場合には、リモコン付属のセットモデルもあります。

海外通販で販売の「CarPlay Android Box」の事例

ごく少数ですが、AliExpress サイトから吟味した「CarPlay AI Box」の販売事例を記載します。全般的に日本円換算で 5,000円前後のTV Boxと比較すると、スペックはしっかりしており、また、GPSを搭載していることからもカーナビ代替としても使用できそうです(ただし、LTEの対応バンドは狭いため、予め地図をダウンロードしてのオフライン利用)。

Android 11を搭載

CPUが TV Boxでの搭載事例が多い「Rockchip」であることが気がかりですが、メモリ 4GB / ストレージ 64GBを搭載。OSが Android 11であることが大きなポイント。また、USB ポートのほか、HDMI ポートも備えていることも特徴です。なお、他製品も同様ですが、大きさはスマホ程度のコンパクトなもの。

 

AliExpress 製品情報

QualcommのSoCを搭載

OSは Android 9となりますが、スマホやタブレットで多く搭載されている QualcommのSoC(CPUは8コア、型番は不明)であるため、安定性に期待できそうです。

上記の製品と同様に、LTE 対応バンドは狭いのですが、メモリ 4GB / ストレージ 64GBを搭載し、エントリークラス(1万円ちょい)のスマホと同程度のレスポンスも期待できます。AliExpressのレビュー件数は 213件と多く(他のショップから販売の同型モデルを含めると おそらく千件以上)、課題などを参照しやすいこともメリット。

 

▼リモコンとのセットモデルも販売されています。

AliExpress 製品情報

Snapdragon 665搭載

こちらは CPUにSnapdragon 665を搭載と明記があり、スマホの事例では AnTuTu ベンチマーク v8のスコアは 約17万となります。このクラスのスマホやタブレットの事例では、普段使いでは特に遅さを感じることなく操作できます。

メモリ 6GBのバージョンもあったのですが、2021年12月31日時点の在庫は メモリ 4GB版。HDMIポートを備えていると、さらによかったのですが、USBポートのみです。なお、OSは Android 10です。

 

AliExpress 製品情報

まとめ

AliExpressでは多くのショップから販売され、既にカテゴリーとして成立している感のある「CarPlay Android Box」。私は Fire TV Stickの車載化を試すも実用的ではなく、Android タブレットの車載化・常用も検討していたのですが、「CarPlay Android Box」は最も手間いらずで安定動作するように思います。

 

▼AliExpressの倍近くの価格となりますが、Amazonでも同種の製品が販売されています。

 

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