2005年にコペンを購入後、はやいもので10年が経ちました。10年の間、大きな修理・交換を2回行っています。
1回目は、納車1年も経たないうちに、家内が信号で停車中に、工事を行っていた小型クレーン車のクレーンがコペンに激突し、フロントの一部・屋根の修理及び交換。
2回目は2年前に、まさかのタービンブロー・タービン交換です。2年前のことであり、全てを記憶していませんが、ここでは当時の状況を記載します。
ただし、私の場合、タービン交換後(費用は15万円程度であったと記憶)も「タービンブロー時の状況」の一部の症状(白煙モコモモ)が残っていたため、完全にタービンブローのみとは言い切れないところがあります(結局、再度ディーラーに、エンジンのオーバーホールまではいかないまでも、点検をしてもらい、今では完全に症状はでていません)。
タービン交換の際、いっそのこと、Power House D.T.M.やHKSの純正外のタービンに交換し「ついでにパワーアップを」と思ったものの、既にディーラーに持ち込んだあとだったため断念しました。
タービンブローとは
そもそもタービンブローとは何ぞや、についてですが、私も実際 タービンブローという言葉は知りつつも、具体的に何かは知りませんでした。以下は他サイトからの引用です。
エンジンオイルの劣化・油量不足・詰まりなど潤滑不良によるコンプレッサ・タービン軸の焼き付きや、異物吸入やブースト(過給圧)のかけ過ぎによるインペラー(コンプレッサー・タービンの羽根)破損などがあげられる。
私の場合、ブーストはそれほどかけていないため、エンジンオイルの劣化・油量不足・詰まりが原因だったのでしょう。
思い当たることとして、出だしのレスポンス改善のために「レデューサー(クランクケース減圧バルブ」を取り付けていましたが、レデューサーを取り付けた際には、オイル交換をメーカー・ディーラー指定よりも短いサイクルで行う必要があったものの、これをサボっていました。ディーラーからもタービン交換・エンジン点検の際に、このレデュサーに「〇〇が詰まっていたから(何が詰まっていたかは忘れました)、取り外した」との説明がありました。
タービンブロー時の状況
以下のとおり、一歩間違えると事故にも成りかねない、かなり深刻な状況でした。
- エンジン始動後、またはエンジン始動の数分後にかなりの量の臭いを伴った白煙あり。私のコペンを見た歩行者が目で追っている、走り去った後、ミラー越しに白煙が残っているのが確認できる程度にひどかったです。
- エンジン始動直後、またはエンジン始動後の右折・左折時に、アクセルを踏んでも前進せず、やや強めに踏み込んで5~10秒後に軽めの急発進するようなことが何度かあり。
- ブーストは全くかからず。坂道では20キロしか出ない。平坦な道の出足は自転車より遅かったかも。
- 「タービンブローすると、エンジンルームからカラカラ・ガチャガヤ・コロコロと音がする」とサイトではあるものの、そのような音はなかったとの記憶。
上記2はタービンブローの事例ではないかもしれないものの、かなり危険でした。たまたま交通量・歩行者のないところでの発症であったからよかったものの、いつ発症するかとドキドキ・ヒヤヒヤしていました。
みなさんもタービンブローすることのないよう、エンジンオイル交換はマメに行い、また、ブーストのかけすぎには注意しましょうね。
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