車の内装関連で、暑い夏の恒例作業となっているのが、ダッシュボードに取り付けているパーツの、両面テープの貼り替え。暑い夏、暑すぎる車内は、確実に両面テープの粘着力が弱くなっており、春まではしっかりと固定できていたパーツも夏には剥がれることもしばしば。私はこの両面テープの選定で、それなりに苦労した経緯があるため、今回は車内用の両面テープに関する簡易レポートです。
▼一週間前までは大丈夫だったのですが、突然剥がれた、私のコペンのパーツ。上から、ETC・ブーストコントローラー(GReddy PRofec Easy)・マップシステム314です。
ETCとブーストコントローラーの間に両面テープが見えます。このように部分的でも剥がれてくると、強く圧着してもダメ。貼り替えの時期です。
▲狭いコペン(L880K)の室内のこと、取付位置に困ったため、ステアリング右の小物入れに取り付けていますが、両面テープで宙吊りに取り付けているため、暑い夏には剥がれてきて当然かもしれません。
当然かもしれませんが、可能な限り両面テープの持続力をキープするために、両面テープ選びが重要。
我が家には、車用をメインに、粘着力が弱く利用を見送った、多くの両面テープが転がっています(トップの画像は、そのうちのほんの一部です)。
車内用に適した両面テープ選び
ダッシュボードの上にパーツを取り付けるのであれば、以下のような車内用・自動車内装用の超強力両面テープで十分でしょう。
▲製品紹介には「使用温度範囲:-20~90° 屋内用」とあります。
ただし、私が過去 約20年間(古い言葉ですが、車のドレスアップに凝っていた1995年頃より)の経験では、そしてまた、直近でコペンで使用したなかでは、以下の取付事例では夏場には剥がれてしまいます。
- 上の画像例のように、宙吊りでパーツを取り付ける。
- ダッシュボード中央の横などに、垂直にパーツを取り付ける
上の事例では、暑い夏にはいくら車内用・自動車内装用と明記があっても剥がれる可能性が強いです(私は秋から冬でも剥がれたと記憶)。
そこで、利用しているのが以下の耐熱性がさらに強い両面テープ。おそらくは1年半ほど前から利用しており、つい一週間前にはついに剥がれてしまいましたが、宙吊りの取付で1年半も接着が持続したのは初めてです。
▲使用温度範囲は-20~180℃とあり、自動車内装用の-20~90° よりも、さらに耐熱性の強いもの。ただし、粘着が強力なため剥しにくいのが難点か。
なお、試したことがないために定かではないのですが、水回りにも使える超強力両面テープがよいとの話もあります。
▼暑さと、ドア開放による蚊と闘いながらの両面テープの貼り替え作業であったため、ややいびつな取り付け方に。
▼取付完了。まさか、すぐに剥がれることはないと思います。今回紹介の両面テープを取り付ける前には、冬でも車を走らせる度にパーツが剥がれたこともありました。
▲ちなみに下方のマップシステム314の横にスペースがありますが、別のパーツ(OBD2アダプターのスイッチ)を過去に取り付けていた、そして再度取付予定のために、スペースを空けています。
まとめ
車内用・自動車内装用の両面テープは、その取付場所・取付位置(ダッシュボードの上、横、宙吊り)などで、必要となる粘着力も異なってくるとの認識です。私は複数の両面テープを試したうえで、現在の耐熱性がかなり強いテープで落ち着いています。ご参考まで。
コメント