先日の記事「Fire TV 2017のベンチマークスコアは、Fire HD 8よりもよい結果に。Fire TV Stick 新旧型のスコアとも比較してみた」にて、Fire TV 2017のGeekbench 4のスコアを簡易的にスマホと比較しました。
2018年2月にFire TV 2017を購入して以降、あまりにもサクサクと動き快適なため(Fire TV Stick 旧型比較)、興味本位からあらためてスマホのGeekbench 4のスコアと比較してみました。
Fire TV 2017のベンチマークスコア、スマホとの比較
まずは先の記事「Fire TV 2017のベンチマークスコアは、Fire HD 8よりもよい結果に。Fire TV Stick 新旧型のスコアとも比較してみた」のおさらいです。
▼Fire TV, Fire TV Stickのスペック比較 。Fire TV 2017とFire TV Stick 2017を比較した場合、CPUは双方とも4コアですがモデル的にはFire TV 2017が優位です。
▲ベンチマークスコアの計測は、Google PlayアプリのGeekbench 4を利用。Android端末では定番のベンチマークアプリであるAntutuベンチマークは、Fire TV機器にインストールはできたものの稼働せず。
Fire TVへのGoogle Playアプリの導入にあたっては、以下の記事で紹介のPC経由でインストールしています。
▼Fire TV 2017、Fire TV Stick 新型・旧型のGeekbench 4のスコアの実際の計測値。上から順に、Fire TV Stick 旧型、新型、Fire TV 2017。Fire TV 2017のGeekbench 4のスコアは、Single Coreが643、Multi Coreが1710との結果に。
▼Fire TV 2017のスコアと同等レベルのAndroid スマホを、Geekbench 公式サイトのデータより抜粋しました。なお、近辺のスコアの端末は多数あるのですが、うちメジャーな端末をピックアップしています。さらに、参考までに、Fire TV Stick 新旧型も掲載しています。
ただし、Fire OSがAndroidベースとは言え、単純にAndoriodスマホと比較できないであろうことをお含みおきくださいませ。
Geekbench 4のシングルコアのスコアをベースに並べましたが、単純にスコアのみをみた場合、Fire TV 2017はASUS Nexus 7 2013と同等レベル。
Nexus 7 2013は文字通り2013年に発売のタブレットですが、CPUはクアッドコア Snapdragon S4 Pro APQ8064を搭載しています。
私はNexus 7の旧型(2012モデル)を所有しているのですが、こちらがもはや使用できないほどのレスポンスなのに対して、2013モデルはAmazon レビューを参照すると、現在でも使用できるレベル。このNexus 7 2013とほぼ同等スコアのFire TV 2017なら、メディア視聴端末としての動作は十分ですね。
なお、「現在では使えない」としたNexus 7 2012よりもスコアがかなり低いFire TV Stick 旧型。何をするのもレスポンスがわるく感じるのも納得です。単純にスコアのみでは比較できないのですが。
▼やはり、Fire TV Stick 旧型をお使いでレスポンスに不満を感じる場合には、Fire TV 2017モデルへの切り替えを検討すべきかと思います。そのサクサクさに感動することでしょう。
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