Fire TV Stickで以前から試してみたかったのが、Amazonなどで販売されているミニキーボードをFire TV Stickのリモコン替わりに使用すること。
多くの種類のミニキーボードが販売されていますが、1000円ちょっとのほぼ最安の製品を試してみると、これが意外とサクサクと動作します。
今回は、Fire TV Stickのリモコン替わりとして利用した、ミニキーボードの使用感について記載します。
購入したミニキーボード
私は非公式な方法により、Fire TV StickにUSB機器を取り付けられるようにしていますので、Fire TV Stick向けには一般的ではありませんが、以下のワイヤレス接続の製品を購入しました。
また、こちらのキーボードのキーは日本語配列ではなく英語配列となります。
▲▼私は非公式な方法により、Fire TV StickにUSB機器を取付可能としており、下の写真のようにミニキーボードをワイヤレス接続。右に無線のアダプターがあり、下のポートに電源コードを接続するしくみ。
二股のコードは別途 Amazonで購入したものですが、このコードはどの製品も同様に稼働する保証はなく、くじ引き的な要素もあります。
▼上記のとおり、一般的にはUSB機器の使用できないFire TV Stickはワイヤレス接続に対応していませんので、Fire TV Stick向けのミニキーボードは以下のようなBluetooth接続となります。
ミニキーボードの使用感
私はワイヤレス接続のミニキーボードを使用していますが、Bluetooth接続の場合も機能は同じです。
ミニキーボードをFire TV Stickのリモコン替わりとして使用した場合、Fire TV Stickのリモコン機能のうち、音声認識以外はすべて機能し、さらにキーボード・タッチパッドも機能します。
しかも、動作の遅延も一切ない、かなりサクサクな動作であり、両手で使用できるために操作も快適です。
▲上の写真に基づく説明ですが、より具体的な機能は以下となります。
- 右の円型ボタンにより、ホーム画面・アプリでの項目間の移動。動画再生中の早送り・早戻し、プレイ再開。
- 右のホームボタンでのホームに戻る。
- 右の検索ボタンで、ホームの検索画面を表示。
- 右の「e」ボタンで、Silkブラウザを起動。
- 右のマウスボタンを押下後に、中央のタッチパッドによるマウス機能。ただし、マウスが利用できるアプリに限定されます。また、本体の幅が約15cm、タッチパッドの幅が約5cmと小さいため、補助的な使用となります。
- キーボードはもちろん使えます。他のキーボードと同様にホーム画面の検索入力では使用できませんが、アプリではしっかり機能し、純正リモコンでの文字入力よりもはるかに快適です。
- Backキーによる「戻る」は使用できるアプリと使用できないアプリがあります。
- 左の円型ボタンにより、動画再生時の一時停止・早送り・早戻しが機能します。テレビとの連携ではないため、音量ボタンは機能しません。
まとめ
想像よりもかなり快適に機能する、Fire TV Stickでのミニキーボード。そもそも、Fire TV Stick向けの製品ではなく、主としてパソコン向けの製品であるため、その小さなサイズからも補助的にパソコン・Fire TV Stickで使用するのがよいと思いますが、1000円から2000円程度で購入できますので、試してみる価値は十分にあります。
▼こちらは同製品をWindows 10で利用時のレビューです。
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