これまでFire TV Stickのスクショ撮影に便利に利用していたAndroid アプリ「Apps2Fire」ですが、Fire OSがAlexaに対応したバージョンになって以降、全く機能しなくなりました。
でも大丈夫。設定も簡単な「abd.link」を利用することにより、 Windows PC・Mac・Linuxから簡単にスクショを取得することができます。
なお、当初は情報提供いただいたサイトへのリンクの簡易的な記事としていましたが、留意事項があったために記事内容を変更しています。
使用の前提
スクショ撮影のためのadblinkの利用の前提として、Fire TV Stickでの設定、IPアドレスの確認が必要となります。
Fire TV Stickでの設定
▼Fire TV Stickのホームの「設定」より、「My Fire TV」「開発者オプション」を選択し、「ADBでバック」「不明ソースからのアプリ」をオンにします。
IPアドレスの確認
Fire TV StickのIPアドレスを確認する手法は複数あるかと思いますが、私はAndoridスマホに「Apps2Fire」をインストールしていましたので、そちらで確認しました。
▼「Apps2Fire」の「設定」「デバイスを検索する」にて、お使いのFire TV StickのiPアドレスを確認できます。検索に多少時間がかかります。
▼ これまで、Fire TV Stickでのスクショ撮影とGoogle Playアプリのインストールに使用していたApps2Fireですが、Fire OSのアップデート(Alexa対応となったこと)により、IPアドレス確認以外は機能していません。
adblinkのインストール、スクショ撮影
▼海外サイトとなりますが、adblinkのダウンロード先はこちら
▲▼以下の項目がありますので、使用のOSのファイルをダウンロード。
▲画像はIPアドレスを入力し接続後のものですが、上の「IPアドレスの確認」で取得したIPアドレスを①の「Ad Hoc IP」に入力します。その後、②の「Connect」を押下することにより、パソコンに以下の子画面が表示されます。
▲▼ 一方、Fire TV Stickを接続のディスプレイ側は以下の「USBデバッグを許可しましか?」となりますので、「このコンピューターを常に許可」にチェックを入れ、「OK」を押下します。
▼あらためて②の「Connect」を押下し、画像上の中央にある「Connection status」が「IP connnection」となっていれば接続完了です。
▲接続完了後、③の「Screencap」のボタンを押下することにより、スクショを撮影できます。
これまでの「Apps2Fire」経由でも同様ですが、スマホ・PCのスクショのように即撮影とはならず、撮影・PCへの保存までに10秒弱要します。
スクショを保存する場所の変更は。点線赤枠の「Edit」を押下することで表示される子画面で対応可能です。
なお、「Apps2Fire」経由のスクショ撮影と比較すると以下のメリットがあります。
- 「Apps2Fire」ではスクショ撮影できなかった、Fire TVにも対応。
- もちろん、Fire TV Stickの全バージョンにも対応しています。
- 直接PCへの保存となるため、私のようにブログ記事編集で使用する場合には好都合。Fire TV機器からのコピペなどの必要もありません。
- 「Apps2Fire」経由では、稀にスクショが撮影できていないこともあったのですが、そのようなこともありません。
▼「adblink」を利用した撮影事例はこちら。画像サイズを小さくしていますが、オリジナルはかなり綺麗なものです。
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