先日の記事「Fire TV Stick NewモデルにUSBハブ、USB機器が接続できた」では、Fire TV Stick 第2世代にUSBハブを介しての有線LAN接続は保留(手元に機器がなかったため)としていました。そうこうしているうちに、AmazonからFire TV 2017モデル、Fire TV Stick 第2世代以降向けのイーサネットアダプタが発売されています。
今回は、このアダプタも含め、Fire TV Stickを有線LAN接続するための2つの製品をご紹介です。
Amazon イーサネットアダプタ
2017年10月25日に発売予定の「Amazon イーサネットアダプタ」を利用する方法です。こちらは純正のため、相性問題などもなく安心・確実な方法です。
イーサネットアダプタとしての利用しかできないのですが、その他のUSB機器を接続する予定のない方、後述の方法による万一のリスクを懸念する場合にはおすすめ。
価格的にも、電源を分岐できることを考慮すると安価と言えます。ただし、ケーブルが短いため、以下のHDMI延長コードとあわせて購入したいもの。
なお、Fire TV Stickの初代(2019年5月5日時点では販売していないモデル)は、イーサネットアダプタには対応していません。このイーサネットアダプタは、USB OTGに対応した、第2世代以降への対応となります。
OTG分岐ケーブル、USBハブ付有線LANアダプタを利用
他の製品としては、Amazon イーサネットアダプタの発売アナウンス前から、海外サイトで紹介されており、私も購入した「USB機器給電端子付のOTGケーブル」と、量販店でも販売している「USB 有線LANアダプタ」あるいは「USBハブ付有線LANアダプタ」を利用する方法です。
▼冒頭の写真の、私が購入し使用した製品はこちら
前者のUSB機器給電端子付のOTGケーブルは、同種の安価な製品がかなり流通しています。Amazonでのレビューを参照いただけるとわかるのですが、どの製品も共通して、Fire TV Stick以外の用途ではよいコメントが少なく、このあたりで「リスクを伴う」としています。
このため、この製品の購入を検討する場合には、レビューをじっくり参照することをおすすめします。私が利用している範囲では、フリーズする、電源が落ちるなどの不具合はないのですが。
後者のUSBハブ付有線LANアダプタは、量販店でも複数の製品があり、Amazonではさらに安価でデザインのよい製品が流通しています。あまりにも激安品でなければ、まず間違いはないでしょう。
▼こちらの製品のデザインも魅力的。同種の製品が多数ありますが、USB Type-Cを選択しないよう留意しましょう。
▲接続方法は簡単ですが、こちらの画像でおわかりいただけると思います。USB機器給電端子付のOTGケーブルの接続方法は、「Fire TV Stick NewモデルにUSBハブ、USB機器が接続できた」に記載しています。
ちなみに、ハブには有線LANの他、無線マウスのアダプタ、USBキーボードを接続しています。あいにく無線マウスの稼働を試すアプリをインストールしていなかったのですが(家族のFire TV Stickのため遠慮)、USBキーボードは普通に動作しています。
▼接続の結果はこのとおり。右側に「有線(接続済)」とあります。
まとめ
私は純正のイーサネットアダプタが発売される以前から、OTG分岐ケーブルの使用により WiFiが弱い場合には有線LAN接続を行っていたのですが、無難な選択では純正のアダプタ。
ただし、せっかくUSB OTGに対応しているFire TV Stick 第2世代以降ですので、他のUSB機器のお試し目的であれば、OTG分岐ケーブルも面白い展開となります。ただし、非公式な方法であるため、自己責任での対応となります。
▼OTG分岐ケーブルを利用して試したことの一部をまとめてみました。
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