Fire TV / Fire TV Stick (4Kではない製品)のOSアップデートにより、付属の音声認識リモコンにてAlexaが使用可能となりました。
これを受け、Fire TV / Fire TV StickにてAlexaを試してみましたが、Echoと同様に音声認識の感度はよく、また、Echoとは異なりディスプレイ画面に表示されることによるメリットもあります。
今回は、Fire TV / Fire TV StickでのAlexa使用のごく一部の事例を記載します。
使用前の前提
まず使用の前提として、以下の2つがあります。
- 音声認識リモコンを使用(Fire TV Stick 2015モデルには付属していません)
- Fire OSのアップデートにより、Alexaを使用できること
▼Fire OSのアップデートにより、Alexaが使用できることが大前提になります。
ちなみに、Fire OSのアップデートについて、私の端末は以下のバージョンとなっています。Fire OSのバージョンは、「設定」「My Fire TV」「バージョン情報」にて確認できます。
- Fire TV Stick、Fire OS 5.2.6.8
- Fire TV、Fire OS 6.2.5.8
Alexaの基本機能を使ってみた
ごく基本の機能を音声認識リモコンで確認したにすぎないのですが、Fire TV / Fire TV Stickの双方にてAlexaを使用してみました。
スクショでお見せできればよいのですが、Fire OSのアップデートにより、これまでFire TV Stickで使用できていたスクショ撮影のAndroid アプリ「Apps2Fire」が利用できず、言葉での記載です。
音声認識リモコンの使用は以下の2ステップ
- リモコンの上部にあるマイクボタンを押したままにする。
- 接続先のディスプレイ上部に青の横線が表示されますが、表示されている際にリモコンのマイクに向かって話かける。Echoと異なり、冒頭に「アレクサ」をつける必要はありません。
試してみたことは以下にすぎないのですが、基本的なことはEchoと同様にしっかりと認識します。
- 「〇〇(アーティスト)の音楽かけて」、再生中に「次の曲」「前の曲」
- 「おすすめの音楽かけて」
- 「今日の天気は?」
- 「今日のニュース」
- 「〇〇(アプリ名)を起動して」
- Huluで動画を視聴中に、「再生して」「一時停止」「ホームに戻って」
6のHulu関連では、「30分早送り」などの細かな操作はできませんでしたが、1~4の音楽・天気・ニュースについてはEchoと異なり、音楽でいえばジャケット画像、天気では画像、ニュースは動画が流れるのがよいですね。
Fire TV / Fire TV Stickのアプリを起動しての対応のため当然の成り行きなのですが、Alexa経由での対応であるために新鮮に感じます。
また、Echoと異なり、音声認識とリモコンを併用できるのもよいことです。例えば、Alexa経由で音楽を再生し、「一時停止」や「ホームに戻る」場合にはリモコン操作が便利だったりします。
▼Alexa経由でAmazon musicの音楽を再生中。「Alexa Voice Results」と記載されていますね。
まとめ
Fire TV / Fire TV StickがAlexa対応となったことにより、ますます利用の幅がひろがりました。リモコン・キーボードでも対応できることが、Alexa対応となったことにより効率的に操作でき、使い慣れたFire TV機器がより新鮮に感じます。Fire TV Stick 2015モデル以外を所有している方はお試しください。
▼Fire TV リモコンアプリにてAlexaを試してみました。
▼Fire TV Stick 2015モデルをお持ちの方は、Alexa対応以外にもレスポンスの速い4K対応版への買い替えをおすすめします。2015モデルのモッサリ感がウソのようにサクサクと動作します。
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