パソコンのオーディオ環境の改善に、Amazonで6,000円台の格安な真空管プリメインアンプを購入しました。BluetoothとAUXの双方の接続に対応する製品ですが、Fire TV StickにBluetooth 接続してみると、PC以上に効果は大きいように感じます。また、Fire TV Stickの音声調節機能付きのリモコンにて、Bluetooth イヤホンと同様に、リモコンで音量調節できるため便利です。
製品の外観と、パソコンでの接続は以下の記事にてレビューしていますが、当記事では Fire TV Stickでの使用に限定して記載します。
購入した製品
購入した製品は、Amazonで販売の真空管プリメインアンプのなかでも 最安値クラスの以下の製品です。260 x 220 x 65(真空管を含む)mmとコンパクトな製品であり、6,000円台の価格としては (おそらくは)アルミ製ボディで質感は高いです。
中国製の真空管アンプについて、他サイトの記事を参照すると 評価の高いコメントも多数ある一方(私はこちらに同感)、上位の製品などでは否定的なコメントも散見されます(冒頭のリンク先記事に、ごく一部のコメントを掲載しています)。
Fire TV Stickとの接続の構成
真空管プリメインアンプとFire TV Stickとの接続は、主な以下の2パターン。今回は Bluetoothでの接続です。
- Bluetoothでの接続。同種の多くの真空管プリメインアンプは、Bluetooth 接続に対応しています。
- Fire TV Stickを接続しているテレビのヘッドホンジャックから、あるいはAUDIO OUTからの有線接続。この場合、通常のテレビ音声もアンプに接続したスピーカーからの出力となります。
▲▼上記2のテレビのヘッドホンジャックからの接続の場合、上の製品のような変換ケーブルで AUDIO INに接続します。また、USB接続のスピーカーは繋げることができず、バナナプラグ もしくは先バラです。
なお、私はプリメインアンプを購入しましたが、プリアンプの場合には別途 パワーアンプを用意する必要があります。
▲本製品の場合、BlutoothとAUXの切替スイッチは背面の右下にあり、頻繁に切り替える方にとっては不便です。
Frie TV StickとのBluetooth 接続
Fire TV Stickと購入した真空管プリメインアンプとの接続方法は他のBluetooth 機器と同様ですが、参考までに手順を記載します。
▼「設定」の「コントローラーとBluetoothデバイス」を選択します。
▼「その他のBluetoothデバイス」を選択します。
▼今回の製品のデバイス名は「BT HIFI AUDIO」ですので、これを選択します。Bluetooth イヤホンなどと比べると多少の時間を要しましたが(数十秒)、一発でペアリングできました。
Fire TV Stickでの音質、使用感など
私が接続しているスピーカーは、上の写真のサラウンドスピーカーとして購入した YAMAHAの製品。かなり古いものであり、ハードオフなどでは、格安で販売されている製品かと思います。
真空管プリメインアンプにこのスピーカーを接続しての音質などの雑感は以下です。
- 普段は40インチのテレビ ブラビアでの視聴ですが、テレビの音声と比較すると全くの別物。
- こちらの記事にて、Fire TV Stickとサウンドバーでの音質などを記載していますが、音質・音量ともに今回のプリメインアンプが優れています。
- 音量が大きいことによる迫力や、テレビでは聞こえにくい小さな環境音、聞き取りにくいセリフがより明瞭です。
- 5.5畳の小さな部屋での音量は、Fire TV Stickの音量を最大にして、本製品は25%ほどの音量で程よい。
- 音質に疎い私には、真空管の効果のほどは明確ではないのですが、音質・音量ともに TV・サウンドバーよりもよいうえに、Bluetoothの手軽さ、Fire TV Stickの音声調節機能付きのリモコンにて 音量調節できることも 利便性の高いもの。
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