私の経験則では、Fire TV StickとBluetooth イヤホン・ヘッドホンとの相性はよくありません。Bluetooth イヤホン・ヘッドホン側での音量調整は、音量調整と再生ボタンを兼ねる形式のボタン操作は不可能で、音量調整が独立した製品が有効との認識です。そこで、あらためて上の写真の音量調整と再生ボタンを兼ねる密閉型ヘッドホンで試してみました。
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Fire TV Stick、Bluetooth ヘッドホンの接続方法
もはや説明不要かと思いますが、Fire TV StickへのBluetooth ヘッドホン・Bluetooth 機器の接続方法を記載します。
▼設定の「コントローラーとBluetooth デバイス」を押下します。
▼「その他のBluetooth デバイス」を押下します。
▼既に接続履歴のあるデバイスはプレ表示されています。初めて接続する場合には、「Bluetooth デバイスを追加」を押下します。
▼事前に接続するデバイスをペアリングの待機状態にする必要がありますが、接続したいデバイスの表示後、これを選択します。
▼接続・ペアリングが完了しました。
密閉型 Bluetooth ヘッドホンの使用感
今回、Fire TV Stickに Bluetooth 接続して試してみた密閉型 Bluetooth ヘッドホンは、以下の記事で実機レビューの「SuperEQ S1」。音量ボタンが曲送り・曲戻しと兼ねている製品です。
その使用感は以下です。
- Fire TV Stickにて Netflixの映画を視聴しましたが、環境音や効果音など、その迫力は抜群。
- 音量の小さなセリフも明確に聞き取ることができます。
- 一方、本記事のメインテーマである、ヘッドホンの音量ボタンでの音量調整はやはり出来ず。
- Bluetooth 接続の場合、Fire TV Stickを接続しているテレビなどの音量調整は無効となるため、音量を調節する術がありません。
- デフォルトの音量がどこで設定されているのかもわからず、密閉型ヘッドホンを最大限に活かすことができません。
- また、音量ボタンと曲送り・曲戻しボタンを兼ねているため、音量調整を行う意図で操作していると、動画の早送りなどとなってしまいます。
最近のBluetooth イヤホンは、概ね通話や曲送り・曲戻しなどの付加機能が割り当てられているため、販売事例を探すのが難しいのですが、音量調整のみを装備した、あるいは音量調整が独立している Bluetooth イヤホン・ヘッドホンなら、音量調整が可能との認識です(手元にある安価な製品で確認済。ただし、どの製品も同様と断言できません)。
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