AmazonのFire TV Stickのレビューをみていると、2019年2月9日時点では批判的なレビューが相次いで投稿されています。自宅で使用しているFire TV、Fire TV Stick 第2世代、Fire TV Stick 第1世代ではレビューに記載されているような不具合は全くないのですが、批判的なレビューコメントをピックアップし、私のFire TV機器の状況を記載しました。
なお、本記事はこれらのレビューコメントに対する解決策などを提示するものではありません。
Fire TV Stickへの批判的なレビューコメント
Amazonで販売のFire TV Stickは、世代の相違や付属するリモコンの相違などにより複数ありますが、2019年2月9日時点で批判的なレビューが多くなっているのが以下のEcho dotとのセット販売の製品。
セット品へのレビューコメントではないはずですが、付属のFire TV Stickは第2世代でリモコンは音量ボタンのないもの。ちなみに、Amazonサイトでは「第1世代」となっていますが「第2世代」です。
上記のセット品の2019年2月9日時点の批判的なレビューは以下となっています。
- 「リモコンが効かない、壊れた、電池がすぐになくなる、すぐに反応しなくなる、電池交換しようにもリモコンのフタが開かない」など、リモコンに対する不具合が多数。
- 時々、WiFiが切れる。ネットにつながらない。個体によって、WiFiの強弱にバラつきがある。
- 購入後、システムエラーでいまだに視聴できない。再起動が頻発。
大きく分類すると、リモコンの不具合が圧倒的、次いでWiFiとシステムに関連することが多くなっています。批判的なレビューの時期的な傾向としては2018年10月以降が多くなっており、この時期以降に出荷された製品のハード自体に問題があるように思われます。
ちなみに、自宅にあるFire TV (2018年2月に購入)、Fire TV Stick 第2世代(2017年7月に購入)の状況は以下となっており、全く問題はありません。
リモコン
私が使用するFire TV機器のリモコンは、音声認識ありの音量調整なしリモコンが2台、音声認識と音量調整ともにないリモコンが1台ですが、レビューコメントで多い事項に対しては以下の状況となっており、不具合は全くありません。
- リモコンは完全に反応
- 電池については、いつ交換したかも記憶にないほどに電池消費量は少ない。
- 確かに、電池交換のフタは開けにくいのですが、レビューでコメントするほどのものではない。
Fire TV Stickをテレビに接続している場合には、万一のリモコンの不具合に備えて、以下の記事のとおりテレビのリモコンでの制御を有効にしておくことをおすすめします。
WiFi接続
ごく稀に(1年に数回程度)、スマホなどの他の機器は好調にもかかわらず、速度低下あるいはWiFi切れとなることもありますが、こちらもレビューで言及するほどの不具合はありません。私の場合には、Fire TV / Fire TV Stickともに「問題なし」と言ってよいでしょう。
▼回線速度では決して速くはないものの、動画視聴では十分な速度が出ています。
▼自宅の環境などに応じては、以下の有線LANでの接続も有効です。
システムエラー
初代のFire TV Stickはかなりの熱を持つために(現行販売モデルは第2世代以降)、何度か熱暴走をおこし、突然のブラックアウト・再起動・電源落ちとなったこともあります。
ただし、Fire TV / Fire TV Stick 第2世代では、システムエラーとなったことは皆無との記憶です。Amazon レビューにみる不具合は2018年10月以降に購入した製品に多いことから、「Fire OSのバージョンアップなどのソフト側の不具合か」とも思ったものの、直近のFire OSに更新した私のFire TV / Fire TV Stick 第2世代ではそのような現象もありません。
やはり、ハード側で特定の出荷日以降の製品において、個体差かもしれませんが不具合があるように思います。
まとめ
Amazonの売れ筋製品の一つであり、プライム会員の登録促進のためにもAmazonの重要な位置づけであろうFire TV Stickに不具合が生じているとのコメントが多数あり、大きな問題と認識しています。
私は類似製品としてTV Boxも所有しているのですが、私の認識としてはTV Boxよりもはるかに安定しているFire TV Stick。この安定度をキープし、Fire TV Stickへの評価が高まるよう、Amazonには早々に何とかしていただきたいものです。
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