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Fire TV Stickを分解、夏に向けての熱対策・冷却対応を検討

いよいよFire TV Stickの新型が発売となりましたが、Fire TV Stickをはじめ、Windows 10のStick PCなどで気になるのが、その冷却対応。Fire TV Stickを使用していない時にも(通電のみ)、触ってみるとほんのりと温もりを感じます。

真夏に長期間、動画を視聴しているとFire TV Stickの温度が上昇することは容易に想像でき、熱暴走の危険性もあったりします。以下の画像のとおり、Windows 10のStick PCは熱対策・冷却対応済ですが、Fire TV Stickは手付かず状態。

そこで、これから夏に向けての冷却対応のため、Fire TV Stickを分解し熱対策を検討しましたので、ご参考。

 

▼後日、ヒートシンクを取り付けました。先を急ぐ方は、こちらを参照。

関連記事 Fire TV Stickの熱対策、外枠加工、ヒートシンク取付で効果あり

 

▲Windows 10 Stick PCの熱対策。私の別ブログとなりますが、詳細は以下を参照

関連記事 Stick PC DG-STK3の冷却に銅板とアルミヒートシンクを利用してみた

 

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Fire TV Stick (旧型)の分解

Fire TV Stickの外枠を開けること自体は簡単にできるのですが、ツメを折る、濡れた手でチップ等を触ってしまい、まさかの事態になる可能性もあるため、分解は自己責任にてお願いします。

では、さっさと分解の写真です。

 

▼分解前のFire TV Stick

 

▼手元にあったスマホ分解用の工具で、外枠のハメコミ部分の隙間をグリグリします。ツメによりはめ込まれていますが、多少強めにグリグリしても、まずツメが折れることはないと思います。

私は同じくStick関連では、Android PC、Windows 10 Stick PCに続き、3機種めの分解ですが、Fire TV Stickは最も簡単でした。他のものは外すのに難航し、ツメの位置を確認しつつ対応したのですが、Fire TV Stickはツメの位置を知らずとも、ある程度グリグリするとパカッと外れます。

工具がなければ、マイナスドライバーをビニールテープなどで養生したうえでも、もちろんOK。

 

 

▼外枠を外しました

▲いつもながらも、Stick PC系は少ない部品でコンパクトにまとまっています。このコンパクトさで、Windows 10 StickはPCとして機能したり、Fire TV Stickは動画を観れたり、コンパクトでありながらも、その機能には感心します。

 

▼ちなみに、こちらはWindows 10 Stick PC。外枠(画像上)に放熱用のアルミシートがあり、その中央の黒い部分は、熱を外部に逃がすための小さなヒートシンクです。

 

▼青いものは冷却用のゲルシート。

 

▼外枠。赤枠の部分に冷却用のゲルシート(あるいは熱伝導シートでしょうか)があり、上の画像の青いゲルシートの熱を黒のシート・外枠で放熱しているようです。

▲冷却のためには、赤枠の部分をくり抜いて、ヒートシンクを取り付けたほうが冷却効果が高いと思われます。

 

▼基盤の反対側。右のアルミ板と左のゲルシートで放熱している模様

 

▼もう一方の外枠。こちらも、一部をくり抜いて外気に触れさせる、しかもヒートシンクを取り付けると冷却効果が高まりそう。

 

Fire TV Stickの考えられる冷却対応

ゴールデンウィークあたりの宿題としますが、分解してみて思いつく冷却対応は以下です。

 

▼赤枠の部分をくり抜いて、小さなヒートシンクを取り付ける

 

▼ヒートシンクのサイズ的には、こちらが程よいもの。小さなシンクが30個入り(640円)のため、複数個をFire TV Stickに貼り付けることができます。

 

▼反対側の外枠もくり抜いて、ヒートシンクを取り付け。効果は薄れるものの、くり抜かずにヒートシンクを外枠にそのまま貼り付ける手段もあります。

 

▼手元に、PC用のファン・銅板・ヒートシンクが転がっているのですが、ファン・ヒートシンクは大きすぎるため、私の場合、少なくともヒートシンクは購入したほうがよさそうです。

 

▼Windows 10のStick PCにて、利用している方が多いのが、こちらの小さなファン。ヒートシンクなくファンで対応する、あるいはヒートシンクとファンの双方を利用する手段もあります。

また、簡易的には卓上用の扇風機で、本体が熱くなった時のみ冷却する方法があります。

まとめ

Fire TV Stickを分解し、その冷却方法を検討してみました。ゲルシート他で冷却対応はとられているものの、外枠で密封されているため、内部に熱がこもりやすい構造との認識です。

我が家では、液晶テレビ ブラビアでのhuluのサービス終了にあわせ、Fire TV Stickの使用頻度が間違いなく多くなります。その時までには対応したい熱対策ですが、おそらくはヒートシンクのみで対応することとなりそうです。ヒートシンク取付の工作後に、レポートします。

 

▼Fire TV Stickへのヒートシンクの取付、第一段階が完了

Fire TV Stickの熱対策、外枠加工、ヒートシンク取付で効果あり
Fire TV Stick(旧型)の熱対策として、外枠の上にヒートシンクを取り付けるのみでも効果はありそうですが、より冷却効果を高めるため、外枠を加工したうえでヒートシンクを取り付け。熱をヒートシンク全体で感じ、効果ありとの認識です。

 

▼決して狙ったわけではないのですが、熱暴走でないにしても、突如としてWifi接続ができなくなった、私のFire TV Stick

Fire TV Stick、Wifi接続できない問題に直面。復旧までに試したこと
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▼私の他サイトの記事ですが、Windows 10 Stick PCに冷却対応・ヒートシンク取付を行いました。

Stick PC DG-STK3の冷却に銅板とアルミヒートシンクを利用してみた
安くて便利なStick PCですが、ファンレスであるがために、課題としてあげられているのが排熱・冷却対応。夏には熱暴走してしまうかもと不安がよぎります。今回、この冷却・熱対策のため、銅板とアルミヒートシンクを用いて改造してみました。

 

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