Fire TV Stick(旧型)の熱対策として、先日 Amazonに発注していたヒートシンクを受領。外枠(ケース)の上にヒートシンクを取り付けるのみでも、少なからず効果はありそうですが、より冷却効果を高めるため、外枠を加工したうえでヒートシンクを取り付けました。なお、今回はヒートシンクを片側のみ取り付けましたが、後日 反対側にも取り付け予定です。
▼2018年5月12日追記。
Fire TV Stick 旧型が熱でフリーズしたのを受け、大きなヒートシンクを取り付けました。
Fire TV Stickが高温でフリーズ、巨大なヒートシンク2個取付で効果あり
Fire TV Stick 新型、Fire TV 2017は以下の記事を参照ください。
Fire TV Stick 新型の熱対策にM.2 SSD用ヒートシンクをポン付け対応
Fire TV 2017、ヒートシンクと銅板を冷却版に直付けしてみた
Fire TV Stickにヒートシンク取付、加工手順
▼前回の記事に記載しましたが、Fire TV Stickを分解のうえ、冷却の対応方法を検討、そしてAmazonにて、ヒートシンクを発注。
▼今回、使用するアルミヒートシンクはこちら。小さなヒートシンクが30個入りで640円。長い方の幅は、Fire TV Stcikにほぼピッタリ。
▼私が購入したヒートシンクよりも含め、Fire TV Stick 新旧モデルに合いそうな物をピックアップしました。
▼取付位置の確認。
左半分にアルミ板があるので、ここにヒートシンクを取り付けます。右半分にも取り付けたところですが、さらにアルミ板・銅板などで橋渡しするか、長いヒートシンクを購入しないと無理。今回は簡易的に左半分のみで対応します。
▼取付にあたり、黒の保護スポンジのような物がじゃま(上の写真のとおり、アルミ板上に2つあり)。撤去しました。
ちなみに、上の写真はデジタル一眼でも、iPhoneでも、ここまでは拡大撮影できず、以下の記事にて紹介のスマホ用レンズにて拡大撮影しています。
▼ヒートシンクの取付にあたり、以前にWindows 10のStick PCへのヒートシンクへの取付で利用した、熱伝導両面テープの残りを使用しました。粘着力がそれほど強くないので、ヒートシンク取付位置の微調整には好都合。
▼私の別サイトでの、Stick PCへのヒートシンク取付の記事
▼ヒートシンク3個を取り付けると、先の写真のアルミ板の長さにピッタリです。
▼外枠の加工中。
外枠は柔軟素材で、加工しやすい物。爪切りと万能ばさみで大胆に加工中。
右端の上側を僅かに残して加工とも思いましたが、面倒だったため、以下のように残さずに切り取りました。
▼やすりで、やや慎重に加工中。
▼そして、外枠の加工完了。加工に要した時間は約30分。
▼外枠を取付。
▼別の角度から。綺麗に収まっています。
▼Windows 10のStick PCと記念撮影。
Stick PCは、熱暴走する危険性がより高いため、大きなヒートシンクのサンドイッチ構造にしています。
▼今日のところは片側のみにヒートシンクを取り付けましたが、今後、以下の反対側にもヒートシンクを取り付け予定です。
ヒートシンクの効果
当記事の編集中に、Fire TV Stickに取り付けたヒートシンクを触ってみると、これまで外枠を触って感じた以上の熱を明確に感じます。これは内部に籠っていた熱がヒートシンクに伝わっていることに間違いはありません。
ヒートシンクの取付直後であり、長時間 運用した結果ではないものの、ヒートシンク全体に熱を従来以上に感じるため、効果は大いにありとの認識です。
ヒートシンクは高価なものではなく、また、外枠の加工も難しいものではないため、熱対策を検討中の方はお試しくださいませ(ただし、外枠の取り外し・加工を伴うので自己責任にて)。
なお、外枠を加工しなくとも、外枠の上にヒートシンクをのせ、タイラップで固定するのみでも、効果はあるはずです。
▼Fire TV Stick 新型、Fire TV 2017のヒートシンクは、こちらの記事も参照ください。
▼Fire TV Stick New モデルにGoogle Playアプリをインストールし、内部の温度を計測してみました。なお、旧型は温度センサーがないためか、計測できません。
▼2017年10月25日に、Fire TV 2017モデルが販売との突如のアナウンス。Fire TV Stickよりも大きめのサイズのため、放熱性もよいとみています。
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