私は就寝時にFire TV Stickを利用して海外ドラマを視聴することが多いのですが、そこで課題となるのがスピーカーの音量。家族が寝ている深夜の使用も多く、テレビの音量を下げた場合には、ドラマのセリフなどの音声が聞き取りづらい。Bluetooth スピーカーもよいのですが、接続が不安定な状況もあります。そこで、PC用の安価なスピーカーをテレビに接続し利用してみると、ケーブルの長さもあり、耳元近くにスピーカーを配置できるためよい感じです。
Fire TV Stickで利用した、安価なPC用スピーカー
利用したスピーカーは、以前に以下の記事で掲載した 2,000円弱のCreative Pebble。2020年1月に1,380円で購入したのですが、7月24日時点では値上がりになっています。
Echo Dotが1,380円の追加出費で音質向上、USB給電のスピーカー Creative Pebbleの実機レビュー
Echo Dotの第3世代が販売となりかなり経過しましたが、私にとっては第2世代で十分。ただし、第3世代も同様かと思いますが、唯一 音質が貧相なことを除いては。そこで、以前から購入を検討していた 格安のスピーカー「クリエイティブ P...
あらためて、Amazonの製品紹介ページを確認してみると、7月24日時点では2,920個の評価と凄まじいいことになっています。デザインのよさと、安価ながらも4.4Wの高出力であることが人気のポイントでしょうか。PCモニターに内蔵のスピーカーが1Wもしくは2Wのため、PCモニターのスピーカーよりはかなりの高出力です。
Fire TV Stickでの使用感
単純に、テレビのイヤホンジャックに接続しての使用であるため、テレビで当スピーカーを利用した場合と同じとなるのですが、その使用感などは以下です。
- 私が利用する、古い2011年製のテレビ SONY ブラビア 40インチ（KDL-40EX500)のスピーカーの最大出力は10W x 2。さすがにテレビの出力より劣りますが、耳元近くで音声を聞けることにより迫力があります。
- ドラマや映画では、テレビのスピーカーでは聞き分けられなかった、セリフが左あるいは右のスピーカーから出力されていることがよくわかります。また、ドアの開け閉めや足音なども明確に聞き取ることができます。
- YouTubeの音楽では、高音はよいものの、低音がこもりがちに。音楽を聞く場合にはテレビから出力がよいかも。また、スピーカーと画面の位置を離しているために、映像の口元と音声のズレなどはないものの、多少の違和感があります。
- 比較するのも変ですが、以下の記事で掲載の、Fire TV Stickをアンプ経由で出力したものと比べると、さすがに迫力や音質は劣ります（当然の結果ですが）。
Fire TV Stick、YouTubeの音楽動画をアンプ経由で音質アップ、その使用感など
PCのYouTubeにて音楽動画を視聴した後に、同曲をFire TV StickのYouTube経由でテレビで再生してみると、音質のわるさ・迫力不足に唖然。そこで、以前試したFire TV Stickをテレビ経由でアンプに接続してみ...
全般的には、深夜などの映画やドラマの視聴において、テレビの音量を上げにくい場合に、耳元にスピーカーを置いての使用では有効です。安価ながらもステレオサウンドであることがよくわかります。
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