我が家では、Fire TV Stick 初代、Fire TV 2017モデル、Fire TV Stick 無印、Fire TV Stick 4Kと4台のFire TV機器を所有し、うち 3台を家族それぞれで運用しています。そこで今回、それぞれの体感レスポンスを整理してみました。7月11日まで、AmazonではFire TV Stickの無印が在庫一掃セールとも思える 2,000円オフで販売していますが、4K動画を視聴しない場合、あるいは安定性も考慮すると無印版でも十分との判断です。
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Fire TV Stick(販売終了)
現在(2020年7月4日)では販売していないモデルですが、こちらを使用中の方は買替をおすすめします。冷却対応が弱く、未使用時でも本体がかなりの熱(触るのも嫌になるほど)を帯びます。このため、上の画像のヒートシンクは大げさにしても、ヒートシンクを取り付ける必要があり、CPUも非力なため、レスポンスはかなりカクカクとしたものです。Fire TV Stick 2015モデル、もしくは、Fire TV Stick 4Kと比較すると、iPhone XS Max vs iPhone 4S程度のレスポンスの相違があり、Fire TV Stick 初代とFire TV Stick 4Kの双方を使い比べた大学生の息子が、そのレスポンスの相違(初代の遅さ)に愕然としたほど。
Fire TV 2017モデル(販売終了)
販売終了となったFire TV 2017モデルですが、もし現行販売されていたならイチオシのモデルがこちら。現行のFire TV Stick 4Kと同じく 4K対応で、レスポンスはStick 4Kと同等。そして最大のメリットが動作が安定していること。Stick 4Kよりもボディが大きいため冷却効果が優れている、あるいは搭載するチップなどの相違に起因しているも。
私が購入したStick 4Kは、使用後数日で起動ループを繰り返し無料で交換。Amazonのレビューを参照しても、不具合が他のモデルよりも多くなっています。Fire TV 2017モデルを購入して、2年半ほどになりますが、これまで不具合らしきものは全くありません。
Fire TV Stcik 無印(現行販売)
2020年7月11日まで、2,000円オフの2,980円で販売しているモデルがこちら。現在、家内が使用していますが、特筆すべき事項はFire TV 2017モデルと同様にその安定性。発熱も少なく(ヒートシンクを装着する必要性もありません)、フリーズなどの現象も一切ありません。
レスポンスとしては、Fire TV 2017モデル、Stick 4Kに一歩及ばずですが、ホーム画面の遷移などで、ややモタツキがある程度で、Fire TV Stick 初代と比べると雲泥の差で快適です。Amazon プライムなどで4K動画の配信は多くないため、普通に使用するなら無印版でも十分です。
Fire TV Stick 4K(現行販売)
レスポンスはFire TV 2017と同様によい Stick 4Kですが、安定した動作に不安があります。私が購入した製品が起動ループに陥り、無料交換したからこその偏見があるかもしれませんが、レビューを参照すると、初期不良も散見されるように思います。万一、初期不良があった場合にも、Amazonは神対応であったため、大きな問題にはならないと思いますが。
また、所有するFire TV 2017と同様に4K対応ですが、手元にあるテレビがいづれも4K対応ではなく、アプリで提供されている4K動画も限定的であるため、よりレスポンスを求める方以外は無印版で十分との判断です。
まとめ
現行販売品のうち、Fire TV CUBEを除き、販売終了となった初代 Fire TV StickとFire TV 2017モデルも含め、実機の体感レスポンスを簡単に整理してみました。
Fire TV 2017モデルが現在も販売されていたなら、そのレスポンスと安定性からベストの製品ですが、次点としてはFire TV Stickの無印版。私の購入したStick 4Kが起動ループとなった影響大ですが、Stick 4Kは安定性・耐久性に不安があります。
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