いつもながらに突然始まるAmazonのセール。つい先日までFire HDのセールを行っていたのですが、2018年6月9日までFire TV Stickが1,000円(20%オフ)の3,980円で販売しています。1,000円と聞くと大きくないのですが、20%オフの響きは大きなもの。
そこで今回、過去記事からあらためて、Fire TV Stick 新型のスペック・ベンチマークなどをピックアップしました。
Fire TV Stickのスペック、他モデルとの比較
我が家には、Fire TV 2017モデル、Fire TV Stick 新・旧モデルが転がっているのですが、Fire TV 旧モデルも含め、スペックを比較してみました。
既に販売していないFire TV 旧モデルはさておき、残る3モデルの大きな相違は以下。
- Fire TV 2017モデルは4K対応
- Fire TV 2017のみ、メモリは2GB
- Fire TV / Fire TV Stickの2017モデルともにCPUは4コアですが、レスポンスはFire TVが優位
上記のスペックの相違を踏まえ、Google Play向けのベンチマークアプリ「Geekbench 4」のスコアは以下となります。
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Fire TV 2017のベンチマークスコアは、Fire HD 8よりもよい結果に。Fire TV Stick 新旧型のスコアとも比較してみた
Single-Core | Multi-Core | |
Fire TV Stick 旧型 | 340 | 398 |
Fire TV Stick 新型 | 431 | 1141 |
Fire TV 2017 | 643 | 1710 |
Fire HD 8 | 612 | 1617 |
NEC TE507/FAW | 504 | 1307 |
Nexus 5 | 859 | 1764 |
- Fire TV Stick 旧型は、比較対象を探すのが難しいほどに低いスコアに。
- Fire TV Stick 新型は、私が所有する7インチタブレット「NEC TE507/FAW」をやや下回るスコア。
- このNEC TE507/FAWはエントリークラスの割には、軽めのアプリならサクサクと稼働します(NEC TE507 半年使用後の再レビュー、コンパクトさと程よいレスポンスは今も格別)。このタブレットをやや下回る程度と思えば、Fire TV Stick 新型はなかなかのもの。
- さすがのFire TV 2017モデルは、Fire HD 8と同等のスコアです。
- スペック表に記載のない事項として、Fire TV / Fire TV Stick 2017モデルはOTGに対応し、純正の有線LANアダプターの利用により有線LAN接続できることは大きなメリット。
▼こちらはFire TV Stick 2017モデルのGeekbench 4のスコア
Fire TV Stick 2017モデル、レスポンス等の使用感
では、Fire TV Stick 2017モデルの、レスポンス等を主とした実際の使用感です。比較対象は、私が所有するFire TV Stick 旧型、Fire TV 2017モデルです。
- Fire TV Stick 旧型と比較すると、レスポンスの相違はかなりあります。旧型ではメニュー画面の遷移でさえモッサリすることがありますが、新型ではキビキビと稼働します。
- また、動画以外のアプリの挙動も同様。上記ベンチマークのスコア差と同様に、その挙動には大きな差があります。
- ただし、動画を視聴してしまえば、Fire TV Stick 新旧型に差はありません。
- 1,2のレスポンスの相違は、Fire TV 2017モデルとなると更に加速します。メモリの少なさに起因しているのか、Fire TV Stick 2017モデルでは使い込んでいるうちに(バックグラウンドでアプリが稼働、他)、ややカクカクしてくることがあるのですが、Fire TV 2017モデルではそれが皆無です。
全般的には、余裕があるならFire TV 2017モデルがおすすめ。操作でストレスを感じることは皆無と言ってもよいほどです。
Fire TV Stick 2017モデルは、コストと使用頻度の見合いでの選択となるかと思います。動画視聴がメインでコスト重視となると、よりコスパの高いFire TV Stick 2017モデルが魅力的となります。
▲▼同時に購入したいのがヒートシンク。Fire TV Stickを使用していると本体が熱くなり不安になりますが、ヒートシンクを装着すると安心。
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