上の画像は、テレビに出力した Fire TV Stickのホーム画面を、Mac経由でスクショしたものですが、海外のフリーソフト「adblink」を使用すると、Mac、Windows、Linuxのパソコンから簡単にスクショを撮ることができます。
当サイトの記事では数年前からPCと撮ったスクショを多用しており、以下の記事にて「adblink」の使用方法を記載していますが、2018年12月の投稿から期間を経過したため、あらためて記事にしました。
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adblinkのインストール
Mac、Windowsともに、使用するフリーソフト「adblink」のインストール方法、スクショの方法は同じですが(Linuxは試していません)、今回はMac(上のM1 MacBook Air)でのプロセスの画面を掲載しています。
▼海外サイトですが、こちらのダウンロードサイトにアクセスします。
▼以下の画面がありますので(2021年11月28日時点の画面)、お使いのOSに応じて、該当するリンクを押下すると、ダウンロードが始まります。ダウンロード容量は macOS用の場合には約15MBと軽量です。
▼Macの場合にはダウンロードファイルを、右のApllicationsフォルダにドラッグすると、Finderのアプリ一覧に表示されます。
▼左上のアイコンのとおり、アプリーケーション一覧に表示されました。Macの場合には、初回実行時に他のWebで拾ったアプリと同様に、「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」にて実行を許可する必要があります。
▼こちらが adblinkのホーム画面。Mac、Windowsともに同じ項目・レイアウトです。
adblinkを使用し、スクショを撮る手順
重ねて記載しますが、Macの画面を掲載しているものの、Mac / Widnowsともに同じ手順で、Fire TV Stickのスクショを撮影することができます。
Fire TV Stickの初期設定として(初回のみの対応)、「設定」の「マイ Fire TV」「開発者オプション」へと進み、「ADB デバック」をオンとする必要があります。
▲当ソフトの設定・スクショを撮る手順は数パターンありそうですが、私がいつも対応している手順は左の赤枠から順に以下となります。なお、Fire TV StickとPCが同じLAN(WiFi)環境にあることを前提条件です。
- 「Ad Hoc IP」欄に、お使いのFire TV StickのIP アドレスを入力します。Fire TV StickのIP アドレスの確認方法は後述します。
- 「Connect」を押下し、PCとFire TV Stickを接続します。この際、Fire TV Stickの接続先に、接続許可を求める画面(「USB デバッグを許可しますか?」)が表示されますので、これを許可します。
- 接続できた場合には、上の画像の中央上にある「Connection status」に接続中である旨が表示されます。
- 接続後、「Screencap」を押下すると スクショが撮れ、然るべきフォルダ(保存時に表示されます)に保存されます。なお、「Screencap」を押下から撮影まで 5秒程度要します。
▼上記1のFire TV StickのIP アドレスの確認先です。
Fire TV Stickの「設定」「マイ Fire TV」の「ネットワーク」にある赤枠で確認できます。「192.168.x.xx」などとなっています。
▼上記2の「接続許可を求める画面が表示」とは、以下の「USB デバッグを許可しますか?」です。「このコンピューターを常に許可」にチェックを任意で入れ(チェックで、今後 同画面が表示されることはなくなります)、「OK」を押下します。
▼IP アドレスにボカシを入れていますが、こちらが正しく接続できている画像。「Connection status」に「IP connection」とあると、正しく接続できています。
▼「Screencap」を押下し、スクショの撮影が完了すると以下の画面が表示されます。copied toの後が 保存先のフォルダを示しています(Mac、Windows ともに、ユーザーフォルダに保存されます)。
▼以上により、以下の画面のとおりに綺麗なスクショを撮ることができます。ただし、Netflixなど、著作権保護のあるアプリのスクショはエラーとなります。
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