ファンレスのFire TV Stickは、長時間の動画視聴時のみならず、スリープ時にも本体を触ってみると温もりを感じます。特に夏の運用においては熱暴走にも気を遣いたいものです。そこで今回、内部の温度を計測してみました。
なお、長時間運用の温度変化のレポートではなく、短時間運用時の温度変化の実測となります。長時間の運用時には追記、あるいは別記事にて報告します。
温度計測に使用したアプリ
温度計測に使用したアプリは、Androidスマホ・タブレットではおなじみのCPU-Z。Google Play アプリですが、以下のリンク先に記載方法によりFire TV Stickにインストールしました。
なお、Fire TV機器にGoogle Playアプリをインストールしても、正常に機能するか、常用できるかは試してみないとわからないのですが、CPU-Zは正常に機能しました。
ただし、Fire TV Stick 旧型ではチップに温度センサーがないためか、温度計測は機能しません。
▼Fire TV機器へのGoogle Playアプリのインストールについて
内部温度の実測値
ごく短時間の運用であり「温度の計測ができた。温度変化を確認できた」の記載にすぎないのですが、ご参考。
家族がメイン利用のFire TV Stick New モデル(私個人は旧型を使用。旧型は温度計測できず)であり、今回は長期運用できなかったのですが、長時間の温度変化を計測できた際には追記します。
なお、基板が異なるためか、Fire TV Stick 旧型・Fire TV 2017モデルでは計測できません(Fire TV 2015は未確認)。
▼室温11度の部屋にて、左はスリープからの復帰直後、右は YouTube HD画質の動画を10分ほど視聴した後の内部温度です。
mtktsabbなどは何なのか、海外サイト What does CPU-Z thermal sensors refer to on Android?に記載の事項も含めて読み取れるものは、mtktsabbはCPUのようであり、mktktscpuもその語彙からCPUと思われます。明確ではないので、ここでは内部温度とします。
先頭行でみると、スリープからの復帰後は約35度であった内部温度が、10分間の動画視聴で53度にもなっています。動画視聴後に本体を触ってみると、僅かながらに温もりを感じる程度。熱いまではいかなくとも、今回の温もり以上に温かく感じることが多々あり、相当に内部温度が上昇していることもありそうです。
今回は中途半端な計測となりましたが、数時間の動画視聴後、あるいは本体が熱を帯びている際の温度を計測し、ヒートシンク取付前後の温度変化など、機会があればレポートしたく思います。
▼参考記事
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