Fire TVでのBluetoothキーボードの使用についての記事は何度か投稿しましたが、自宅にもっと便利なワイヤレスキーボードがあることをすっかり失念。そのワイヤレスキーボードとは、ロジクールのタッチパッド付キーボードであるK400r(旧製品となっており、現行モデルはK400p)。
Fire TVにUSBのワイヤレスキーボードの使用は一般的ではなく、また、Bluetoothキーボードも含め、必ずしもキーボードは使いやすいものではないのですが、タッチパッドが使える状況にありましたので、キーボード・タッチパッドの使い心地を簡易的にレポートします。
なお、キーボードの使い勝手は、過去記事も含め中途半端感のあるものですので、後日あらためてレポートします。
Fire TVにUSBキーボードを接続する方法
USBポートのあるFire TV 2015モデルはさておき、Fire TV 2017モデル、Fire TV Stick 2017モデルでは、非公式な方法でUSB機器が利用できます。その方法とは以下の記事に記載の安価なケーブルを利用しての接続となります。同種のケーブルをスマホに仕様した場合には接続できずとの事例もあるため、使用にあたっては自己責任にてお願いします。
ただし、同ケーブルとUSBハブでの常時利用をはじめて1ヶ月ほど経過しましたが、フリーズ・シャットダウンなどの不具合は全くなく安定稼働しています。
なお、Fire TV Stick 旧型はUSBのOTGホスト機能に対応していないため、同手法での接続はできません。
▼私が購入したケーブルは既に販売していないため、同種のケーブルのリンクです。
キーボードの使用感
今回のUSBキーボードの使用感に限らず、Bluetoothキーボードも含めた使用感は以下の記事に記載のとおりもどかしさがあるのですが、検索項目へのテキスト入力程度なら使えます。
Fire TV StickへのBluetoothキーボード、マウスの接続方法と使用感
上述のキーボード使用のもどかしさとは、上の画像を用いながら説明すると以下となります。
- 文節単位で漢字変換しにくい。上の画像では「キーボードの使用感」と入力・変換したかったのですが、「のしようかん」を変換する際にうまく漢字変換できず、「の」「しようかん」に分けての変換する必要があります。
- Fire TVで長文を入力する状況はないと思いますが、文節単位での漢字変換に難がある以上、検索項目への入力などの短文にとどめるべきです。
- Enterキーの操作にもどかしさあり。例えば、「わ」にフォーカスされている場合(黄色の反転)、検索実行のつもりでEnterキーを押すと「わ」が入力されることとなる。キーボードで検索実行する場合には、Tabキーで「次へ」に移動し実行する必要あり。
全般的には、Fire TVでのキーボード使用は、テキスト入力よりもショートカットキーでの操作がより便利なイメージです。
タッチパッドの使用感
あらためて、Fire TV用にタッチパッドを購入する必要はないのですが、タッチパッドは意外と使えました。実際に使用したのは、SilkブラウザでのWebサイト閲覧ですが、意外と使える事項は以下となります。
- マウスのポインター機能は、Fire TVのリモコンよりも柔軟に(リモコンでは縦横の動きのみに対応)、狙ったところに素早く移動可能。これはマウスの操作と同様です。
- 二本指での上下スクロール、タップで項目選択のジャスチャー機能が使える。ただし、使用したキーボードのタッチパッドの感度がイマイチなためか、あるいは端末側の処理が追いついていないためか、上下スクロールの動きは指の動きにスムーズに追従せず、突然速くなったり、ぎこちなさがあります。
「タッチパッドは意外と使える」と表現しましたが、常用したくなるほどのものではありません。手持ちのタッチパッドがあるなら試してみるといいかもね、という程度のものです。
▼使用したキーボード K400rの後継モデルはこちらのK400p。Fire TVでのキーボード・タッチパッドの常用は無理があるために、Fire TV用に購入をおすすめするものではありませんが、参考情報程度のリンクです。
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