Fire TV機器にて、2018年1月1日からYouTubeアプリが利用できなくなることに対応すべく、昨日 FirefoxをインストールしYouTubeの視聴を試してみましたが、本日 Silk ブラウザをインストールし、YouTubeを含め使い勝手を確認しました。
結果としては、YouTube視聴はYouTubeアプリ・Firefoxでの視聴と全く同じですが、ブラウザとしての使い勝手は、現在のところではFirefoxよりも使いやすい感覚です。
Fire TV StickにSilk ブラウザをインストール
すっかり見落としていたのですが、2017年12月22日にAmazonから「Fire TVに関する重要なお知らせ」の件名で「Fire TV機器にて、FirefoxとSilk ブラウザが利用可能になった」とのメールを受領していました。
両ブラウザともに、Fire TV機器のトップページに掲載されており、簡単にアクセスできます。
▼もちろん、何のトラブルなくSilk ブラウザのインストールを完了
▼Silk ブラウザを起動直後のトップ画面。
ここで嬉しくなったのが「ブックマークを追加」の項目。先にインストールしたFirefoxでは、現時点のところ ブックマークの項目が見つからないため、これはありがたい。
▼上の画像の中央部分を拡大。
▼YouTubeを起動直後のトップ画面。
YouTubeアプリ・FirefoxのYouTube画面と全く同じ見え方です。視聴に関しても全く問題なく、YouTubeアプリと同様にストレスなく視聴することができます。
▼ここで感動したのが、Yahooサイトの見え方。パソコンサイトと全く同じです。
▲▼「見え方に感動」というのは、Firefoxでは以下のとおりスマホサイトのような見え方となり、視認性がよくなかったため(もしや、デフォルトがスマホサイトの設定になっているためかも。PCサイトに変更する設定項目はなかったはずなのですが)。
▼Silk ブラウザでヤフオクを表示。私は40インチの液晶テレビにFire TV Stickを接続しているのですが、画像もほどよいサイズで視認性はよいです。
▼ブックマーク他の管理画面は、リモコンの三本ラインのボタンで呼び出すことができます。
なお、Silk ブラウザにログインし、Fireタブレットとブックマークの同期とれるか否かは未確認です。
2018年1月7日追記
Fire タブレット・Fire TV間のブックマークの同期機能はありませんでした。ただし、以下の記事のとおり、ChromeなどのPCブラウザからブックマークをFire TVにインポートし、Silk ブラウザで閲覧する方法はありました。
▼こちらは上の画面経由での設定画面(3画面を一つの画像にしています)
▲▼ポップアップブロックや検索エンジンの変更(Bing / Yahoo / Goole)もでき、スマホ・タブレットほど設定項目は多くないものの、不自由にならない程度の項目を網羅しています。
全般的なレスポンスとしては、私がスペックの低いFire TV Stick 旧モデルを利用していることもありますが、パソコンのようにサクサクと起動・遷移するものではありません。
YouTubeにおいては、動画視聴を始めると全く問題ないものの、各種設定項目・Webサイト閲覧の表示はやや遅い状況です。これは、Silk ブラウザに限ったものではなく、我が家で所有のFire TV Stick 旧モデル・Newモデル、他のアプリに共通したものであり仕方がないことですが。
ただし、私はFire TV StickにGoogle PlayアプリのChromeをインストールしているのですが、それと比較するとSilk ブラウザのレスポンスは十分に実用的。
やはり、Google PlayアプリのChromeをFire TV Stickにインストールこと自体に無理があるようです。
まとめ
多くの方が心配している、2018年1月1日以降にYouTubeアプリが利用できなくなる問題については、Silk ブラウザ、あるいは以下の記事で紹介のFirefoxで全く問題なく代替可能です。
ブラウザ自体の使い勝手は、現在のところ FirefoxよりもSilk ブラウザの使い勝手がよりよいもの。ただし、パソコン・スマホと比較するともっさりしています(私のFire TV Stick 旧型の場合)。このため、過度に期待するのではなく、Fire TV Stickの場合、5,000円程度の端末でWebサイト閲覧ができることに価値を見出すべきです。
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