先日、メインスマホであるgoo g07をAndroid 7.0へアップデート。そして、本日 Android 7.0でのFire TV Stickへのミラーリングを検証、つながることを確認しましたので、設定方法・使用感の報告です。なお、設定方法・使用感とも、Android 6.0と変わるものではありません。
なお、本設定はFire TV Stickに限定となります。Fire TV 2017モデルではミラーリングの設定項目がないために適用外です。
目次
Android 7.0 Fire TV Stickへのミラーリングの設定
Android 6.0にてミラーリングの設定を行っていた方で、Android 7.0へ更新した方は、再設定する必要があるかと思います(私のgoo g07では再設定が必要でした)。
Androidでの初期設定
まずは、1回限りのことですが、Android側での初期設定を済ませておきます。
▼「設定」の後半にある「開発者向けオプション」を選択。開発者向けであるため、初期設定ではタッチしても反応しない仕様になっています。この場合は「開発者向けオプション」を連打することにより、次画面へ遷移できます。
▼以下の「開発者向けオプション」の画面で、赤枠の2つをオンにします。
これにて初期設定は完了です。
Fire TV側でミラーリング待機状態にする
つづいて、Fire TV側でミラーリングの待機状態にします。
▼リモコンのホーム長押しで以下が画面が表示されますので、「ミラーリング」を選択
▼以下の画面に遷移しますので、このままAndroid側でミラーリングを行います。
ちなみに、上の画像は以下の方法により、Fire TV Stick上でスクリーンショットを撮ったものです。
Androidでのミラーリング設定
▼「設定」「ディスプレイ」に「キャスト」の項目がありますので、これを選択
▼右上に3つのドットがありますので、これをタッチすると以下の「ワイヤレスディスプレイの有効化」が表示されます。これにチェックボタンを入れて有効とします。
▼そうすると、赤枠にご自身のFire TV Stickが表示されますので、これをタッチ
▼以下のとおり接続中となり、数秒後に画面にミラーリングとなります。
文章で記載すると長く感じますが、冒頭の初期設定からミラーリングが完了となるまで、3分もあれば十分です。
Android 7.0でのミラーリングのレスポンス
私がミラーリングを行ったのは以下の機種、あるいはOS。
- Androidは、Android 5~7まで複数の機種
- iOSでは、iPhone5、iPhone6、iPad mini3
レスポンスで共通して言えることは以下となり、全般的には過度の期待をしない方が無難。Fire TV Stick側・スマホ側のどちらの処理が追いついていないのか不明ですが(間違いなく、Fire TV Stick側でしょうけど)、動画では解像度の低めのYouTubeあたりが限界かと思います。
Webサイトをテレビの大画面で大勢でみるといった使い方では問題ありません。
- 各種設定画面、Webサイトのテレビ等へミラーリング先への表示は、スマホでの表示から、コンマ数秒から1秒程度遅延するものの、許容範囲。
- YouTubeのミラーリング(解像度は高め)では、開始10秒ほどで画面はフリーズ、音声は重複しているような感じであり、聞き取りにくい。
▼有料アプリを利用しますが、以下の方法により、より短時間でミラーリングでき、かつ表示の遅延も抑制することができます。
まとめ
Android 7.0でのミラーリングの設定方法は、Android 6.0と同一ですが、相変わらず簡単に、初期設定を含めても3分ほどでミラーリングできてしまいます。一方のiOSでは、iOS10でのミラーリングは困難な状況。現時点でのミラーリングにおいては、iOSよりもAndroidが大きくリードです。
ただし、レスポンスはと言うと、動画のミラーリングは画像・音声の遅延またはフリーズがあり厳しい状況。とは言え、Webサイトのミラーリングは問題なく、テレビの大画面で見ることができるため、また設定はもちろん無料のため、ミラーリングを試してみる価値は大いにあります。
▼Fire タブレットには興味がなかった私ですが、家族が購入のFire HD 8を操作してみると、そのコスパの高さに驚きでした(私の別サイトの記事です)
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