本日から不定期に掲載する予定の身の回りのDIYシリーズです。私は、家庭内で何かが故障・不具合がでた場合、通販を利用して部品を購入、交換・取付はDIYにて行うことが多々あります。業者に頼むと出張費のみでもバカにならないですしね。
かつて行ったDIY(交換・取付)は、車のスターター(セルモーター)、ドアの戸当たり、モニターフォンなど数あれど(いづれもブログ開始前のため、記事にはできずです)、本日はごく簡単な「トイレタンクのフロートゴム玉」の交換のレポートです。
「トイレの水が流れたまま止まらない」、そんな時には「フロートゴム玉の劣化」を疑ったほうがよいです。
水が止まらない状況は?
トイレで用を足して水を流しても、数回に1回の割合で水が止まらい状況でした。この場合、タンク内に手を入れ、下図のフロートゴム玉と洗浄ハンドルの間にある鎖を持ち上げ(フロートゴム玉を浮かす)、放す(フロートゴム玉で再度栓をする)と水は止まります。
これを繰り返すこと数カ月、最近では1/2の確率で水が止まらない状況であったため、イマイチ原因がわからず、業者に頼もうかと思ったものの、タンク内は簡単な構造であり、水が止まらない状況はフロートゴム玉(この時はまだ名称を知りませんでした)に間違いないと思い、ググってみるとホームセンターにて部品を販売していることが発覚。
※タンク内の構造から、我が家のケースでなくとも、水が止まらない原因は「フロートゴム玉の劣化」をまず疑うべきでしょう。我が家の場合、使い始めて15年経過しましたが、フロートゴム玉の新旧を比べてみて見た目に違いは感じなかったものの、この劣化が原因でした。
フロートゴム玉の交換
購入したのは以下の商品です。 INAX純正部品であり、近所のホームセンターにて税抜799円也。ちなみに小と大があり、パッケージに対応するタンクの品番がついていますので、不安な方は品番を事前に調べておいたほうが無難です。
▼写真ではわかりづらいですが、右の下半分に対応するタンクの品番の記載があります。
▼Amazon・楽天市場でも販売していますが、送料を入れるとホームセンターよりも高くなるケースもあります。
▼商品には以下の(写真は一部抜粋)立派な交換方法の説明書が 付属しています。私は説明書が付いているとは知らずに、多少手間取りしましたが、さすがにINAX、お客様に優しい会社です。
交換手順と見出しを付けておりながら、説明書を見ると十分なため、交換手順は以下の概略のみ記載します。
先のタンク内構造図を参照ください。また、タンク内の構造が異なっているものもあるため、あくまで我が家のタンクの場合の手順です。
- 止水栓のネジをマイナスドライバーで右へ回し、水を止める。
- 洗浄ハンドルをまわして水を流し、タンク内の水を空にする。
- オーバーフロー管のストッパーを外す(以下の画像を参照)。私は最初、説明書を見なかったため、ここで手間取りました。説明書をみると簡単でした。
- フロートゴム玉を抜き、新・旧を交換。
- フロートゴム玉をもとに戻す。
- 3のオーバーフロー管のストッパーを元に戻す。
- 止水栓のネジを左へ回し、水が流れるようにする。
- 何度が水を流してみて、水が止まるか検証する。
説明書を事前にみておくと15~20分ほどで完了です。フロートゴム玉の交換により、一発で直りました。
▼赤枠が上記手順3のストッパー。力を入れることなく簡単に外れます。
▼古いフロートゴム玉・アダプターと取り外したストッパー(左下)。フロートゴム玉は一見すると劣化したようには見えませんが、交換すると一発で直りました。
まとめ
- トイレの水が止まらない場合、まずはタンク内の「フロートゴム玉」の劣化を疑うべし。
- ホームセンターにて「フロートゴム玉」が販売されているため、DIYにて交換すべし(費用は1,000円未満・交換時間は15~20分)。
私は原因がわからず、散々悩みましたが、悩んでいるぐらいなら「フロートゴム玉」を疑い、ホームセンターでも安価で販売されているため、まずは試しに交換すべきかと思います。
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