私は今年の1月に、それまでのメインスマホであったYmobile・Nexus 5から楽天モバイル・honor 6 PlusへMNP、そしてemobile pocket WifiからFreetel KATANA02 (Windows 10 スマホ)へ切り替えました。
楽天モバイル・honor 6 Plusをメイン使用し、KATANA02は外出先でのタブレットへのテザリング母機として使用しています。
楽天モバイルとFreetel。双方ともドコモ回線ですが、今回は MNP・切替の背景と、双方を約6カ月使用後の通信品質(速度)に関するレポートです。
目次
楽天モバイルにMNPした背景
旧emobile時代に大キャンペーンを行っていたNexus 5・Ymobile (ソフトバンク回線)の格安回線(月額2,440円)を自動更新すると、2016年1月当時の更新時には3,996円程度に跳ね上がるところでした。
一方、楽天モバイル・honor 6 Plusの組み合わせでMNPすると、端末代込で3,434円(当時はhonor 6 Plusの半額キャンペーン中)。
データ通信容量は、Ymobile・楽天モバイルとも5GBでの比較ですが、コスト面では楽天モバイルが優位であることは明らかですね。
また、MNP前に使用していたNexus 5のバッテリー消費が激しくなってきたこと、そして多少の老眼のある私には5インチスマホは厳しくなっており、Huawei honor 6 Plus、Asus Zenfoneなど、5.5インチのスマホのラインアップが充実していたことも、楽天モバイルにMNPした決め手です。
なお、「楽天モバイルにMNPした背景」とは直接影響はないのですが、楽天モバイル・有楽町店でMNP手続きを行った際に感じたのが、手続きの段取りのよさ。「顧客の要望の確認・来店目的のヒアリング、手続きまでの待ち時間、手続きに係る時間・手続き完了のおおよその時刻」の事前の連絡が徹底しています。
実際に手続き完了までに4時間程度要した記憶ですが、事前連絡を受けていた「手続開始」時刻までの2時間半ほどは、有楽町・銀座をブラブラできたこともあり、全く待たされ感のないものでした。
Pocket WifiからFreetelに切り替えた背景
emobile Pocket WifiはGL06Pを使用していましたが、これはソフトバンク回線のNexus 5より通信速度の遅さを体感できたものの、大手キャリアにある3日で1GBの使用制限・月間の使用制限がない優れもの。しかも、それでいて月額2,500円前後。
ところが、これも更新後は料金アップとなることがFreetelに切り替えた最大の要因。何といっても、以下のリンク先のとおり「使った分だけ安心プラン」があるのが最大の魅力。また、Windows 10 スマホである「KATANA02」の発売と重なり、Freetelに飛びつきました。
実際の通信品質はどうなの?
まずは、emobile、Ymobile(ソフトバンク回線)、楽天モバイル(ドコモ回線)、Freetel(ドコモ回線)のうち、山手線内などで通信速度がやや遅いことを体感できたemobileを除いた感覚的な比較です。
Ymobile、楽天モバイル、Freetelの体感的な比較
通勤時をメインとした私の活動区域である千葉市内から渋谷・新宿あたりでの比較です。
- 山手線外では体感的な相違なし。外出時にアプリダウンロード・動画を観ると、かなりの通信量となるため、私の利用はWebサイトの閲覧が主ですが、山手線外での体感的な相違はありません。ただし、強いて言うと、楽天モバイルは東京・千葉の県境では、ごく一部の繋がりにくい地域あり。
- 山手線内で一般的に繋がりにくい朝夕の「新宿~品川間」では、3つのなかでもソフトバンク回線が最も繋がりにくい印象あり。ただし、通信速度測定アプリでは、郊外の通信速度はソフトバンク回線が圧倒的な速さ。
- 私の勤務先である渋谷区某所の平日昼休みの繋がり易さ・快適さは、「ソフトバンク・Freetel・楽天モバイル」の順。特に楽天モバイルは、かなり遅く、使用を諦めてしまうことも多々あり。
楽天モバイル・Freetelの通信速度比較
上記のとおり、体感的にそれほど大きな差を感じなかったYmobile(ソフトバンク回線)、楽天モバイル(ドコモ回線)、Freetel(ドコモ回線)ですが、うち楽天モバイル・Freetelの速度を測定してみて唖然。圧倒的にFreetel優位です。
▼楽天モバイル・Freetelの速度比較。Wifiマークが、Freetel(KATANA02よりテザリングを利用し、honor 6 Plusで測定)。
▲他にも多数測定しましたが、概ね上記と同様にFreetelが優位。楽天モバイルは全敗でした。
上から順番に測定地域を記載すると以下となります。時間帯は画像参照。
- 京成線船橋駅(電車内)、朝。楽天モバイル
- JR池袋駅(山手線車内)、朝。Freetel
- 渋谷区恵比寿駅周辺、昼休み。Freetel
- 渋谷区恵比寿駅周辺、夜。Freetel
- 渋谷区恵比寿駅周辺、夜。楽天モバイル
- 渋谷区恵比寿駅周辺、昼休み。楽天モバイル
- JR池袋駅(山手線車内)、朝。楽天モバイル
- 京成線某駅(電車内)、朝。楽天モバイル
3・4の昼休みの速度差をみると、楽天モバイルが繋がりにくい、Freetelは快適であったことも頷けます。honor 6 Plusはドコモ回線のプラチナバンドに対応していない(FreetelのKATANA02は対応)のですが、都心では影響なないはず。同じドコモ回線でこれほどの差がでるとは、楽天モバイルの利用者が多いのか、または、Freetelが頑張っているのか。
以下のFreetel公式サイトに、引用の記載がありますが、測定してみて納得のスピードです。もっと大々的にアピールしてもよいのでは、と思います。
FREETEL SIMなら、速度が出にくい平日12時台でもこんなに速い
▼SIM・端末も購入できる、FREETEL 楽天市場店
まとめ
何ということでしょう。実際に測定する前は、体感的な使用感から「楽天モバイルは、ソフトバンク回線と同様に快適だよ」と記載する方向性でしたが、実際に速度を測定してみると、Freetelの速度に圧倒されてしまいました。平日の昼休みを除き、楽天モバイルが「ソフトバンク・Freetelと同等に快適」と思っていたのは、私がスマホサイトを閲覧する程度の軽めの使用方法であったことによるかもしれません。逆にいうと、軽めな使用なら楽天モバイルで十分と言えますね。
コメント
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