興味を持つと、そのことばかりにのめり込んでしまう、良いのか悪いのかよくわからない私の性格。約30年前の大学受験生のころ、この時にも「どこでも受験勉強」を志向していました。そんななか、受験生の息子が、「風呂で覚える」参考書=お湯で濡れても大丈夫な参考書を持っていたのを見つけ、ちょっとした感動。さすがに、私が受験生の頃より四半世紀も時が流れていれば、参考書も進化していますね。
前置きが長くなりましたが、今回はこの「風呂で覚える」参考書のご紹介です。
風呂で覚えるシリーズの一部をご紹介
我が家の受験生が購入していたのは、以下の「風呂で覚える日本史」。風呂のなかで声を出して英単語・熟語、日本史の年代を覚えるのは、声の反響もあり効率よさそうです。
Amazon・楽天市場で「風呂で覚える」と検索すると、「風呂で覚えるシリーズ」が多数ヒットしますが、例えば、化学、古文文法・単語、英単語・熟語、世界史などのシリーズがあります。
また、シリーズは異なるものの、TOEICの英文法から、お子さん向けの世界地図・日本地図まであります。
息子から、この本を短時間借りてみたことも踏まえ、私の感想等は以下となります。
- 「風呂で覚える」とのことだけあり、水をかけてみても完全に弾きます。
- 出版元の教学社といえば赤本シリーズ。「風呂で覚える」シリーズの表紙も赤、内容も「赤本から選んだ」との記載があり、買う気をそそられます。
- 私が受験生の頃は、風呂場で英語の音読(暗記していたスラッシュリーディングの長文)をしていた記憶がありますが、音が反響する風呂での、年号・単語・熟語の音読・暗唱にはもってこいです。
今の受験生は恵まれていますね(私も風呂でTOEICの勉強でもやれよって感じですが)。約30年前の私が受験生の頃は、どこでも受験勉強しようと思いつつも、苦労していたものです。
(参考)昔懐かし、四半世紀前のどこでも受験勉強の手段
私が受験生の頃が懐かしくなってきたので、当時を思い出し、どこでも受験勉強の手段などを記載してみます。先頭のもの以外は、今でもあるのでしょうけど。
- 今やないはずの睡眠学習装置。30年ほどの受験雑誌には、必ず広告が掲載されていました。
- 寝室の天井・トイレの壁に、英単語・日本史年代などの貼り紙。今もやっている方はいるのでしょうね。
- 30年前にもあった(はず)の、ウォークマンでの英語のヒアリング。今と違って、ヒアリングの試験に重きを置いていなかったものの、当時は既にウォークマン・英語のカセットテープは存在していたため、この学習スタイルもあったはず。私は高校まで自転車で10分の距離であったため、利用していません。
- 単語カード。よく間違える単語、その他の問題について、自分で表に問題を裏に答えを書いて繰り返していました。今でもあるのですが、スマホアプリに替わりつつあるのでしょうか。
なんと、キオークマンはまだ存在していた
どこでも受験勉強ではないですが、四半世紀前の受験勉強の思い出で、当時は受験雑誌に必ず広告が掲載されており、欲しかったものの、怪しさ満載のうえ(ネーミングは怪しいですが、まじめな製品のようです)、高価で親に「欲しい」と言えなかったのが「キオークマン」。
なんと、この「キオークマン」は今でも健在でした!
▼こちらが「キオークマン」。実際に試したわけではないため、おすすめする・しないは別にして、懐かしさのため掲載。
Amazonでは、3件のみのレビューですが、評価は高いもの。ヘッドホンで周囲の雑音を消し、『目で見て声に出して聞くという3つの知覚刺激を大脳に送り込む』ことにより暗記の効果を高めるとのこと。
30年前にも、同様なフレコミであったように思います。当時も今も効果があるように期待させる商品です。当時はウォークマンの全盛期でしたが、それを真似たのでしょうか。「キオークマン」との怪しげなネーミングで損をしているような気もします。
まとめ
「風呂で覚える」参考書シリーズから、後半は大きく脱線してしまいましたが、このシリーズは、短時間で集中して年代・単語などの暗記物の学習にはピッタリな教材だと思います。私が受験生の頃に存在していたなら、間違いなく購入していました。
それにしても、「キオークマン」がまだ販売されていたとは、こちらのほうが感動です。
コメント