Fire TV Stickでのミラーリングに欠かせないアプリである「AirReceiver」。今回はGoogle Play向けにリリースされている無料版の「AirReceiverLite」により、iPhone / iPadの画面をAndroid スマホにミラーリングしてみました。Fire TV StickとAnroid スマホのスペックの相違からか、Fire TV Stickへのミラーリングよりもスムーズに遷移します。
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インストールと初期設定
▼無料のLite版がリリースされているのは、Google PlayのAndroid向けのみ。Fire TV Stickでも使用できるFire OSのlite版があるとよいのですが。もしかすると、Android版をFire TV Stickにインストールして使えないかと微かに期待。
▼初期設定と言うほどでもないのですが、①のAirPlayを有効にし、②のDevice name (AirReceiverにより自動付与された、Androidの端末名)を確認するのみです。
▼お試し版であるため、「AirReceiverLiteを機能させるためには、フォアグラウンド(アクティブな状態)にする必要がある」とあります。AirReceiverLiteを起動した状態で、試してみる必要があります。
iPhone / iPadからAndroidへのミラーリング
では、iPhone / iPadからAndroidへのミラーリングの手順です。
▼コントロールパネルにて、「画面ミラーリング」をタッチします。
▼先ほどの、AirReceiverLiteの設定画面にて確認したデバイス名を選択します。
▼こちらは、iPhoneの画面をAndroidスマホへミラーリングした状態。
ホーム画面は横表示にならないため、Androidスマホでも縦表示のままです。横画面に対応したアプリでは、Androidスマホでも横画面になります。
▼こちらは、iPad miniの画面をAndroidスマホへミラーリングした状態。
▲▼こちらは実画像。ミラーリング先のディスプレイの色合いはそのままとなります。
全般的なレスポンスとしては、Fire TV Stickへのミラーリングよりも動きはスムーズ。Fire TV Stickでのぎこちない動きがより軽減され、画面表示の遅延はあるものの、Fire TV Stickほどの遅れはありません。ある程度、ミラーリング先のスペックに依存しているようです。
さて、このミラーリングを何に活かすべきか。ミラーリング先ではタッチ操作できないため、思い浮かぶのは、AndroidベースのTV Box使用時の、スマホからのミラーリングでしょうか。TV BoxにAirReceiverを導入し、iPhoneからのミラーリングが主な用途となりそうです。以下の記事にて紹介のTV Boxには、しっかりとAirPlay対応と明記があります。
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