HDMIポートのない古いカーナビに、スマホ・タブレット・Fire TV Stick・Chromecastなどを接続するために、Amazonにて安価な「HDMI to RCA 変換コンバーター」を購入。カーナビで接続する前に、自宅のテレビにて、Fire TV Stickが変換コンバーターを利用して機能するか否かのテストを行いました。
40インチのテレビに接続してみたところ、1080Pではないものの、なんとか動画視聴に耐えうる解像度で安定動作。カーナビの小さな画面では問題なさそうです。
購入した HDMI to RCA 変換コンバーター
Amazonや楽天市場などの通販では、多数の「HDMI to RCA 変換コンバーター」が販売されていますが、多くの製品は形状は変わらないことから、コピー製品が多いのか、あるいは製造元は同じだろうと思います。ここは無難に購入時点でAmazonのDAコンバーターのカテゴリーでベストセラーとなっている、以下の製品を購入しました。
▼右が購入の製品ですが、N-BOXカスタム JF1のカーナビに接続するために、外部入力ケーブル(中央)、今回の変換コンバーターとは関係ありませんが、スマホ接続用のUSB ケーブルを購入しました。
▲▼同時に購入のホンダ純正ナビ VXM-145Vsiの外部入力ケーブルと、変換コンバーターに付属の電源ケーブルを接続した様子。
▼ボケていますが、HDMIポートを拡大。38gとかなり軽く、千円ちょっとの製品としては質感もわるくはありません。
Fire TVをRCA接続、テレビ出力の使用感
上の写真は、40インチのSONY ブラビアに、Fire TVをRCA接続したもの。写真では綺麗に見えますが、HDMI出力と比較するとテキストのジャギーさが目立ち、解像度は 800pあたりかと思います。
全般的な使用感は以下となり、40インチのテレビでは 解像度の関係から何とか使用できる範囲。ナビの小さな画面では十分です(今後 検証します)。
- 接続直後はブラックアウトしたままでしたが、Fire TVの再起動、変換コンバーターの側面にある 解像度の切替で表示となりました。
- 約3時間ほど連続使用しましたが、映像・音声ともに安定しており、映像・音声のズレもありません。
- ホーム画面のテキストや動画の字幕のジャギーさはありますが、古いDVDプレイヤーからのRCA出力と同水準。
- HDMI接続と比較すると、映像の鮮やかさがやや不足気味で淡いように感じます。
- 変換コンバーターは、多少の温もりを感じる程度で 発熱は想像よりも少ない。
▼ケーブルはありあわせの2種類を組み合わせたため、赤のコードが2本あることは気にしないでください(1本は映像用です)。奥にあるのは、複数所有するFire TV機器のうち、メイン利用のFire TV 2017モデル。
まとめ
千円ちょっとの「HDMI to RCA 変換コンバーター」を半信半疑のダメ元で購入したのですが、私の環境でのFire TVのRCA出力は成功。解像度は低くなるものの、40インチのテレビへの出力・視聴に耐えうる範囲の映像となり、3時間ほどの連続視聴では安定動作しています。長期間の使用での懸念もありますが、現在のところは問題なさそうです。
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