以下の過去記事のとおり、honor 6 Plusを購入後に初期設定でのレスポンス・バッテリー持ちのわるさと格闘し、ようやく何とか使える状態になってきました。
そうこうしているうちに、先週 honor 6 Plusの購入後 2週間を経て、Android 5.1.1のアップデート通知を受領しましたので、早速 Android 4.4からOTAアップデート(OTA=Over The Air、無線ネットワーク経由でのアップデート)しました。
Nexus 5・Nexus 7の経験では、Android 5.xにアップデートするとバッテリー持ちが悪化したことにより、一瞬 honor 6 Plusのアップテードをためらいました。がしかし、アップデートしてみて驚き。今までの苦労は何なんだというほどに、レスポンス・バッテリー持ちが改善しました。今回は、その改善状況の報告です。
Android 5.1.1へのアップデートを実施していない方は、バッテリー持ちの改善のためにも、早々のアップデートをおすすめします。
honor 6 Plus、絶対行うべき「バッテリー消費の各種設定」の見直し
honor 6 Plus、プレインアブリの削除で超快適に変貌した
▼Android 5.1.1へアップデートしました。
CPU・メモリ使用量が大きく改善
複数のアプリが稼働している状況での、Android 4.4のCPU・メモリ使用量のスクショを撮っていなかったため、文章での説明となります。
Android 4.4にてアプリが稼働すると、CPU使用量がすぐに50%前後、メモリも3GBを搭載している割には「空きメモリが700~800GB」に陥りました。
Android 5.1.1では複数のアプリを起動した状態でも、今のところ「CPU使用量は低位で安定」・「空きメモリは1.5GB~1.6GBあたり」と安定しています。これにより、Android 4.4では、縦横スクロールにかなり体感できるカクツキがあったのですが、ほとんど気にならない程度に収まっています。
おそらく、Android 4.4ではCPU・メモリ使用とも上手く制御できていなかったのでしょうね。販売時のデフォルトがAndroid 5.1.1の状態であればよかったのですが、Android 4.4での販売では「honor 6 Pulsはレスポンスがイマイチ」と勘違いしてしまいます。
▼Android 5.1.1にて、アプリを起動してない状況での「CPU・メモリ使用量」。現在のところ、アプリを複数起動した場合にもメモリ使用量はスクショのレベルで安定しています。Android 4.4では、すぐに空きメモリが1GB未満になりました。
バッテリー消費は劇的に改善
以下のスクショ・グラフをみると、のAndroid 4.4とAndroid 5.1.1のバッテリー消費量の差は歴然です。
左の黄色枠のスリープ時には、Android 4.4と5.1.1は同じように滑らかですが、スマホ稼働時の消費量がかなり異なります。実際に、通勤の電車内で1.5時間の使用の範囲では、Android 4.4が40%前後のバッテリー消費だったのに対し、Android 5.1.1は25%前後の消費と大きく改善しました。
▼後述の「バッテリー消費を改善するための設定」後のAndroid 4.4のバッテリー消費量
▼同じく「バッテリー消費を改善するための設定」後のAndroid 5.1.1のバッテリー消費量
バッテリー消費を改善するための設定
私の場合、バッテリー消費・データ通信を抑えるために下記の設定をしています。Android 6.xの省電力機能「Dozeモード」がなくとも、honor 6 Plusでは「バッテリー消費・ネットワーク通信を抑制する機能」が搭載されており、ありがたいです。
▼ほとんど全てのアプリにて「通知センターへの通知」を制限しています。一般的にはメールの通知は制限すべきではないのですが・・・
▼スリープ時のLTE通信をオフにする「自動モバイル通信Off」アプリなどの一部のアプリを除き、スリープ時のアプリの実行をオフにしています。
▼「何故このアプリがネットワーク通信を行う必要があるのか?」と疑問に思うアプリについては、ネットワーク通信をオフにしています。
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