何度か過去記事で掲載のとおり、1月にNexus 5からMNPして以降、快適に使用しているHuawei honor 6 Plusです。
ただし、不満点をあげるとすると、縦横のスクロールが滑らかさに欠ける、特にGoogle Chromeの縦スクロールがカクカク状態であることです。この点については、Nexus 5より劣るのみならまだしも、初期のクアッドコア機であるシャープ203shやGalaxy SⅢαよりも劣っているのでは、と思うこともあります。
今回は、単に既存の省電力設定を変更するのみの対応ですが、Chromeの縦スクロールのレスポンスアップのレポートです。
ちなみに、同一の設定項目のあるGR5も同手法で対応できます。
改善前の状況
繰り返しとなりますが、この縦横スクロールの滑らかさに劣る点・カクツキは、Google Chromeにて顕著です。また、ホーム画面でさえカクツキを感じます。
このカクツキは、「honor 6 Plusと同じCPUを搭載する他機種でも同様」との報告もあり、CPUに起因することは間違いないかと思います。
ゲームなど、他の負荷のかかる状況でのレスポンスは、体感的にNexus 5より優れているために惜しまれます。
設定を変更してカクツキを抑制
設定にあるデフォルトの省電力機能をいじったのみですが、かなり効果がありました。
Google Chromeの縦スクロールの動きが滑らかになり、Nexus 5に遠く及ばない状況から、やや劣る程度になりました。
ただし、ご想像のとおり、バッテリー持ちはやや悪化しますが、大容量バッテリーを搭載するhonor 6 Plusですので、大きな影響はありません。
ちなみに、当記事をスマホで書きながらのざっくりした計測では、1時間の連続使用で11%のバッテリー消費で、やはり懸念すべきバッテリー持ちの悪化はありません。
▼設定の「省電力」をタップ。
▼電源プランのパフォーマンスを選択するのみの簡単設定で完了。
ついでに、他の省電力機能の見直し
電源プランと同一画面に、他の省電力に関する項目がありますので、ついでに確認・見直しを行いましょうね。
▼以下画面の3つの機能があります。既に過去記事で紹介済ですが、再掲です。
▼①の「保護されたアプリ」です。
画面消灯時にも稼働するアプリのオンオフ設定できます。私の場合、上3つのSNSなど以外はオフにしています。
例えば、画面最後のブログアクセスのアナリティクスは、消灯時に稼働する必要性はないので、オフにしています。
▼②の「電力消費アプリ」です。バッテリー消費量の多いアプリがある場合、通知領域に通知されますが、こちらにも設定画面がありました。
「閉じる」をタップすると、上の画像にてチェックのあるアプリを終了できます。
▼③の「消費量レベル」です。
バッテリー消費が激しい場合、こちらでバッテリーを消費しているアプリを特定することができます。
まとめ
honor6 Plus、あるいはGR5のレスポンスがイマイチと感じた場合には、「省電力設定」を「パフォーマンス」とすべきです。
honor6 Plusで試してみたところでは、Google Chromeのカクツキもかなり軽減され、バッテリー持ちへの影響は軽微です。
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