新年スタートダッシュの勧誘でしょうか。年が明けて、またもや増えてきた光ファイバー(光回線)の勧誘電話。私は遠距離通勤のため帰宅が遅いのですが、平日の夕方・夜をメインに電話をかけてくるようであり、家族から「何とかしてよ」との相談を何度も受けています。
以下の過去記事のとおり、NTT・auに電話のうえ「勧誘電話をしないように勧誘停止の申し入れ・登録」もできるのですが、NTTは休日は休業のため電話できず。
迷惑電話は不動産関連も多いため、参考までに各社の迷惑電話おことわりサービスを調べてみました。
参考 しつこい光ファイバーの電話勧誘の傾向と、断るための対応策
目次
NTT、他の迷惑電話おことわりサービス
最も迷惑な電話は、NTT・auなど通信会社の光ファイバー・光回線にもかかわらず、その迷惑電話を食い止めるために、同じ通信会社の有料サービスを申し込むのが一つの手段となる理不尽さ。記事として書いていると苛立たしさを感じますが、ここは冷静に。
NTT、迷惑電話おことわりサービス(通常電話)
NTT東日本・西日本とも同一のサービスです。サイトから読み取れる内容を以下のとおり、ポイント整理します。
- 一旦、電話に出る必要があるのですが、直後に定められた番号をダイヤルすることにより(迷惑電話の番号を登録)、「こちらは(契約者の電話番号)です。この電話はお受けできません。ご了承ください」と自動的に応答するサービス。
- 迷惑電話登録できる件数に応じて、「サービス6」と「サービス30」があります。
- 一度登録すると、今後 同じ電話番号からかかってきた場合には、自動応答となります。
- 料金は工事費2,000円の一時費用と、月額としては「サービス6」は600円、「サービス30」は700円(すべて税抜)。
- 電話機を新たに買い替える必要はありません。
「サービス6」と「サービス30」では月額100円程度の差であるため、また6件の電話番号の登録では心許ないので、「サービス30」がお得ですね。
NTT、迷惑電話おことわりサービス(ひかり電話)
ひかり電話の場合には、上記の通常電話よりも割安になっているようです。サービス内容・工事費(2,000円)は通常電話での「迷惑電話おことわりサービス」と同じですが、登録できる迷惑電話番号は30件にして月額200円。通常利用では30で十分かと思います。
ちなみに、サービス内容を確認する場合には、NTT東日本よりもNTT西日本サイトがわかりやすいです。サービス内容が同じなので、サイトの構成も同一のものだとよいのですが。
auひかり、迷惑電話撃退オプション
光ファイバー勧誘の迷惑電話では、我が家ではNTTよりも「auひかり」がより頻度が高くなっています。「auひかり」においても、迷惑電話撃退の手法はNTTと同じ。撃退方法・料金体系は以下となっています。
- 一旦、電話に出る必要がるのですが、直後に定められた番号をダイヤルすることにより、「先方のお客様のご都合により通話のお取り扱いができません」と自動的に応答するサービス。
- 着信毎に登録できる相手番号数は30件。この着信毎とは別に、事前登録としてセルフページ(auひかりの契約内容の変更等が可能なサイト)より30件の登録ができるようです。つまりは、最大60件の登録が可能。
- 一度登録すると、今後 同じ電話番号からかかってきた場合には、自動応答となります。
- 料金は工事費・初期費用はなく、月額利用料は700円(税抜)。
- 電話機を新たに買い替える必要はありません。
月額利用料はNTTひかり電話の200円より高いのですが、初期費用なし・最大60件となる点で「auひかり」のコスパも高いです。
NURO 光でんわ、着信お断りサービス
私は光回線はNURO、そして「NURO 光でんわ」を使用しているにもかかわらず、NUROの代理店から勧誘の電話があります。しかも、私がNTTフレッツ光を利用しているとの古い情報で攻めてきます。NUROには、しっかりと代理店指導をしていただきたいものです。
さて、NURO 光でんわの迷惑電話お断りサービスですが、NTT・auと同一のものであり(おそらくは元の回線が同じ?であり、サービスも同手法となるのでしょう)、異なるのは料金が以下である点のみです。
- 工事費1,000円、月額料金600円。登録可能件数は30件
全般的な、迷惑電話撃退の対応手順
さて、NTT・auひかり・NURO 光でんわの迷惑電話おことわり・撃退サービスを確認しました。今回の有料サービスも手段の一つですが、全般的には概ね以下のような手順になるとの認識です。
- 光ファイバーの場合、NTT・auでは勧誘停止に電話受付を行っているため、電話にて登録する。連絡先は他記事「しつこい光ファイバーの電話勧誘の傾向と、断るための対応策」に記載しています。
- 今回の「迷惑電話おことわり・撃退サービス」は、番号非通知の場合には対応できないため、非通知の相手向けに「番号通知リクエストサービス」を申し込む。これは「非通知でかけてきた相手に、番号を通知したうえでかけ直す要請を音声で伝えるサービス」であり、この場合、着信音はなりません。
- そして最終的には、今回ご紹介の迷惑電話おことわり・撃退サービスの登録です。
概ね上記の対応方法となりますが、スマホであれば無料での着信拒否・ブラックリストへの登録などの対応ができるのに、また、迷惑電話の多くは同通信会社の光ファイバーであるにもかかわらず、有料サービスである点が腑に落ちないものです。
その他、ナンバ-ディスプレイサービスとの併用ですが、パナソニックの以下の電話機などは、フリーダイヤルである「0120・0800で始まる電話番号」の着信を拒否する電話もあります。
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