仕事のある平日昼休みや通勤電車にて、ちょっとしたブログ編集を、スマホからノートPCへのテザリングで行うことが多い私。その際に困ってしまうのが、短時間の使用にもかかわらず、かなりのデータ通信量となっていること。このデータ通信量の抑制のために、クラウドストレージであるOneDriveの同期の無効化、ブラウザのデータ圧縮などを対応していたのですが、ようやくたどり着いたのが、オフラインでブログ編集ができる便利なソフト「Open Live Writer」。当記事も、このソフトを利用して編集しているのですが、快適に使用できています。今回は、この「Open Live Writer」について、私が短時間使用するなかで感じたメリット等を記載します。
Open Live Writerの概要
従来は、オフラインのブログ編集ソフトであるWindows Live Writerとして、Windows / Microsoftのソフトとして存在していたようですが、2017年1月10日に、まさかのサポート打ち切り。そこで、Windows Live Writer機能そのままにオープンソース化して存在しているのが、この「Open Live Writer」。
私が短時間 ブログ記事を編集したなかで、感じ取ったメリットは以下のとおり。
- WordPress、Bloggerなどのサービスに対応
- フォント、リスト表示、見出し、その他の基本機能は揃っている
- 複数のブログを運用している方には、1ソフトで複数サイトに対応できます。
- ローカルへの下書き保存、オンラインの本サイトへのドラフト投稿できる
- ソフト自体が軽く、オフラインのため、もちろんテザリングの通信量への懸念も皆無。
なお、私にとっての最大のメリットは、編集画面をかなり拡大できること。外出時には、8.9インチの2 in 1 タブレットでブログ編集しているのですが、WordPressサイトで編集する場合、文字がかなり小さく疲れてしまいます。この点、Open Live Writerは「これでもか!」というほど拡大表示でき、老眼にも優しい仕様です。
WordPressサイトでも、編集画面の拡大表示できますが、Open Live Writerは拡大に伴って文字も太く表示され、WordPressサイトよりもかなり視認性がよいもです。
一方、デメリットも使い慣れてくるうちにありそうですが、デメリットが多数あった場合には、別記事にて。短時間使用したなかでの不具合は、私の使用方法が誤っているかもしれませんが、画像を挿入した場合、その画像が実サイズからかなり圧縮されているようであり、不鮮明な画像となってしまいます。
画像編集については、私の誤解でした。以下の記事のとおり、多様な画像編集に対応しています。
▼ツールバーの左半分。日本語化されていないのがネックですが、WordPressを使い慣れた方なら、アイコンで機能を推定できます。
フォント、リスト表示などの基本機能の他、中央左に「Post draft to blog」とあり、本サイトへのドラフト投稿ができます。もちろん、投稿する際にはオンライン接続となりますが、何の問題もなく機能しています。
▼ツールバーの右半分
見出し設定の他、リンク、画像・動画の挿入などの項目があります。
▼標準では小さな文字の編集画面が、2つめの画像のとおり拡大、見やすくなります。しかも、拡大・縮小の動きはかなりスムーズです。
Open Live Writerの導入方法
Windowsのストアからインストールでき、設定も指示に従うのみの簡単なものです。
▼Windowsのストアより、Open Live Writerをインストールします。評価は星2つと厳しいのですが、私は絶賛でやや興奮気味。
▼インストール過程で、利用しているブログサービスの照会があります。
▼自サイトのURL、ユーザー名、パスワードを入力。その他、ブログのテーマのダウンロード等を照会されますが、複数登録のURLも含め、後からツールバーで追加設定できます。
まとめ
オフラインで使用できるブログ編集ソフト「Open Live Writer」の導入部分のみの紹介でしたが、かなり使い勝手のよいものです。ブログ編集ソフトの興奮度合としては、以下で紹介のInstanWP以来です。これで、ようやく外出先でもテザリングによるデータ通信量の増大を気にせずに、ブログ編集に取り組むことができます。
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