当サイトにて、2015年の秋から冬にかけて、予備校選びの記事を何度か投稿しましたが、最近 再検討を始めています。この3月に「再検討」と記載すると、我が家で何が起こっているのかわかってしまいますね。
この状況で、再び「武田塾」の公式サイトを読み漁っているなかで、また、我が家の受験生の言動により、おぼろげながら感じていたことが明確になりました。
参考 授業をしない武田塾の三つの特徴と、その特徴に対する想い
参考 東進衛星予備校は高いのか。予備校に通い出してから思うこと
参考 スタディサプリの大学受験講座は、予備校授業の補完にも最適かも
勉強方法がわかれば、武田塾・予備校に通う必要はない
「明光義塾と武田塾、ターゲットが異なるのを承知のうえ特徴を比較してみた」にも記載しましたが、武田塾には以下のコンセプト・特徴があります。
授業をしない
- 授業が「わかる」ようになっても、「できる」ようにならなければいけない。
一冊を完璧に
- 完璧になるまで徹底的に繰り返す
自学自習の徹底管理
- 毎日やるべき課題を「宿題」として指定、「テスト」で確認し、「連絡帳」をつけ詳細に学習記録を残す。
このうち、受験勉強を行ううえで参考書・問題集にあれこれ手をつけず、限られた参考書・問題集を「完璧になるまで徹底的に繰り返す」、「自己管理をしっかり行う」ことについては、多くの方が認識しているであろう王道路線です。
参考 受験生の心得として読むべき受験本、『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』
ここで疑問に思うのが、「授業をしないのであれば、武田塾って必要なの?」ということ。
これに対して、武田塾公式のQ&Aに以下の明確な回答がありました。
- (参考書を完璧にこなすことで実力がつくため、武田塾は)必要ありません。武田塾のブログや書籍を読んだり、武田塾に無料の受験相談に来ただけで、東大、京大、医学部、早慶上智などの難関大学に合格した生徒は数多くいます。
- (武田塾は)合格までの参考書の最短ルートを日々研究し、ブログやインターネットに無料で公開したり、書籍に掲載し、一人でも多くの受験生が逆転合格できるような環境を整えています。また、自分だけで実行できない生徒さんは武田塾に通っています。
これを裏付けることとして、身近なところでは私(左)と我が家の受験生(右)に以下の会話がありました。
予備校、どうするの?
授業を受けなくても、毎日 自習室で勉強できるならそれでいい。武田塾にしようと思っている
(料金表を見せながら)武田塾は授業がないけど、費用が高いよ
高っ! ならば自習室が充実した他のところでいい。
東進でも授業を受けずに自習してたし、勉強方法、〇〇大学に合格するための参考書は、武田塾のブログを見ればわかる。それだけでいいのがわかった
だから、前から武田塾のブログを見ればわかるって言ってたのに
武田塾ブログなどを通してわかった、武田塾のすごいところ
上記の武田塾ブログの引用、我が家の受験生の言葉を通して、あらためて感じた武田塾の感心する事項は以下となります。
- 勉強方法さえわかれば武田塾が不要であることを、公式ブログで堂々と言及していること。
- 過去記事にも掲載しましたが、大学別・学部別の最短な勉強方法を動画・文章にて、公式サイトにてオープンにしていること。
我が家の受験生は、東進予備校に通いつつも、これでもか!と言うほど多くの参考書に手をつけていたように感じますが、1年ほどかけて、ようやく武田塾公式サイトを見ずとも、武田塾のコンセプトが身についてきたようです。
逆の見方をすれば、1年もかけて身につくようであれば(遅いという意味で)、以下の受験勉強のスタイルでもよかったかも、と思うところもあります。
- 最初から武田塾に通い、武田塾のコンセプト・勉強方法を習得。
- 習得後は、必要に応じ武田塾を退塾し、補助的にスタディサプリ・他の映像予備校などで弱い分野を補う。
まとめ
まとめにくい記事の内容となり、武田塾がベスト、いや東進がいいなどとコメントするものではないのですが、武田塾の公式サイトにて「勉強方法さえわかれば、武田塾に通う必要がない」と言及しているあたりに潔さ、別の意味では「武田塾がオープンにしている勉強方法・参考書の選択」に自信を感じます。
武田塾公式サイトでの大学・学部別の勉強方法など、その情報量の多さ・的確さには感心するものがあります。是非、参照されることをおすすめします。
▼武田塾ブログ。私は武田塾とは何の関係もないのですが、「はてブのユーザー数があと3桁あってもよいのでは」と思われるほど、受験生には参考になるサイトです。
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