その価格の安さと利用のしやすさから、Amazonを頻繁に利用する私ですが、時々 あまりにも強気な価格設定でびっくりすることも多々あります。
先日も我が家の大学受験生と単語集を探しているなかで唖然。絶版の単語集ですが、私が大学受験生の約30年前に数百円の英単語集が一万円前後の価格で売りに出されています。
今回、このように価格高騰している参考書類を興味本意で追ってみましたので、ご参考。
※Amazonの商品リンクを貼っていますが、参照用のものです。かなりの高値のため、購入をおすすめするものではありません。
その高値に唖然としたのは、英単語の合格水準
▼こちらの「英単語の合格水準」が、2017年6月7日現在にて最安でも9,024円、高いもので10,616円と驚愕の価格です。このような高値で販売していいのか、購入する方がいるのかとかなり疑問。
▼こちらは我が家にある「英単語の合格水準」。約30年前のお気に入りだったため、受験生の思い出として使い古したものと、販売停止となる前に購入した新品のものと、我が家には2セット転がっています。
▼例文も、関連する熟語もないシンプルな単語集ですが、コンパクトサイズ(幅約9cm、高さ約13.5cm)なうえ、ABCコースのレベル別に分冊となっており、約30年前には隙間時間にかなり利用していました。単語は、ほぼこの「英単語の合格水準」のみを利用したと言っても過言でないかも。
▼2セットあるうち、使い古したものは昭和57年の発行とあります。梶木さん、山口さんと言えば、当時の大学受験生用の参考書類をかなり手かげていた方々。
おそらく、私以外にも「英単語の合格水準」の心棒者がいるのかと思いますが、それにしても10,000円前後とは強気すぎる価格設定です。なんせ、当時の定価は580円ですから約20倍です。
あまりにも高値販売のため、「息子がメルカリで売ってみる?」とほざいていたものの、売れるはずはないだろうとの思い込みから、即却下です。
その他の高値販売の参考書類
上記の「英単語の合格水準」のリンクをたどっていくと、懐かしシリーズが高値で売られており、なかなか面白いものです。そのうち、一部のみ私の興味本位でのご紹介です。
▼数年前に古本として買い取ってもらった「合格水準英単語3100」が、4,500円より
▼私が受験生の頃に使用していたのは、以下の旧版ですが、「新英語の構文150」が2,556円より
▼こちらは絶版ではないかもしれませんが、「まだあったの?」とかなり懐かしい「英文標準問題精講」。価格高騰ではないので、記事の主旨と異なるのですが、懐かしさのあまりピックアップ。
その他、高値販売ではないのですが、伊藤和夫さんの「英語長文読解教室」「英文法教室」などが新装となり、未だに販売されているなど、かなり感慨深いものがあります。
自宅に受験生がいない限りは、数十年前の受験生の頃を振り返ることもなかったでしょうけど、かつて苦労した、真剣に取り組んだ受験勉強と参考書類は、約30年経った今でも鮮明に覚えています。
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