先週の春らしかぬ寒さのなか、灯油タンクのキャップの緩みにより、車(レヴォーグ)の荷室に灯油が漏れてしまい、かなり大変な事態に。漏れた液量はそう多くはないのですが、車内に灯油の匂いが充満。窓を開けたままにし、数時間ほど通風したところで匂いはとれません。
ググった結果、漏れた灯油の匂いへの対応として利用したのが「粉洗剤」。灯油の染み付いた荷室のマットに粉洗剤をまいて一晩放置した結果、無事に灯油の匂いは解消です。
粉洗剤をまく前に行ったこと
車の荷室での灯油漏れにより、荷室のマットに灯油が匂いともに染み付いてしまったのですが、「粉洗剤をまくと効果的」との情報を得る前に行った事項は以下です。手元にある物を利用したのですが、事前準備としてはよい対応だったかも。
- 手持ちのペット用のオシッコシートにより、大まかに灯油を吸収
- マットを剥がし、屋外に干す(この段階で、マットにかなりの灯油が付着していることが発覚)
- 消臭スプレーを散布
▼灯油を完全に吸い取ることはできなかったのですが、初動としては効果的だったペット用のオシッコシート。かなり大量に使用しました。
ここで、「液状洗剤による水洗い」とも思ったのですが、灯油の付いたマットがさらに水分を吸収し乾きにくくなるのも嫌なため、ググった結果、粉洗剤を使用することに。
粉洗剤を使用し、灯油の匂いを除去
▼こちらが灯油の匂い除去に利用したボールド。ピュアクリーンサボンの香りで、灯油の匂いの解消とともに、今度はボールドの匂いが車内に充満することに。
▼荷室のマットにボールドをまいた様子。この段階で既に灯油の匂いもかなり緩和されています。
▼レヴォーグの荷室。
粉洗剤をまいているところまで灯油が漏れたわけではないのですが、灯油の匂いが充満しているために、写真の範囲まで粉洗剤を散布。
▲▼スペアタイヤの収納スペースにも粉洗剤を散布。というのも、下の写真(スペアタイヤ収納部分の、収納スペース裏側にかなりの油汚れが付着。ここまで灯油が漏れていないはずなのですが、一部が真っ黒です。
白い物は水分などの吸い取りシートのようですが、なぜシートに油汚れ付着しているのか、ここに吸い取りシートが必要なのか疑問。上の写真にも油のシミのような物が少量とは言えないほどに付着しており、しばらく様子をみたうえで、ディーラーに確認してみます。
上の写真の汚い黒い物質の正体がわかりました。ディーラーにみてもらったところ、漏れた灯油により発砲スチロール?の荷物入れが溶けてしまっていたようです。なお、白のシートは水分の吸い取りシートではなく遮音のためのものでした。
さて、話を元に戻し、荷室のマットに粉洗剤をまいた後の対応です。
- 粉洗剤を掃除機で吸い取るも完全に除去できず。マットの繊維に一部残ったままです。
- このため、あらためて水洗いを予定。
- 粉洗剤を掃除機で吸い取った後の灯油の匂いは僅かに残るも、全く気にならない程度。
まとめ
灯油漏れの粉洗剤の対応としては、灯油の匂いは即解消と言ってもよいほどに効果がありました。一方、マットの繊維に入り込んだ洗剤は、一般的なノーマルタイプの掃除機では完全に除去できず(ダイソンなど吸引力に優れた掃除機なら吸い取ることができたかも)。
今回、私は自宅から800km離れた実家での、また春らしからぬ激しい雨・寒さのなかでの対応でしたが、速効性では粉洗剤での対応はかなり有効でした。
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