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楽天銀行のATM手数料が2年で1万円超に。手数料の確認と反省した事項

楽天銀行を私の小遣い口座としての利用を始めて、5年ほどになるでしょうか。2015年9月に、ごくシンプルな記事として「楽天銀行、2年間の出金手数料が8,402円に! いくら何でも高すぎです」を掲載しましたが、ATM手数料が高すぎると問題意識を持ちながらも、放置し使い続けた楽天銀行。

今回、おそるおそる過去2年間の出金手数料を再集計してみましたが、なんとその額10,044円に。この額では、購入を検討しているFire TV Stickの新型が2台分も購入できてしまいます。

楽天銀行の手数料が高いことに課題意識を持っていながらも、銀行切り替えなどの対応をしなかった私自身の反省もあり、楽天銀行のATM手数料の再確認と、恥ずかしながらも2年間のATM手数料の公開です。

 

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楽天銀行のATM手数料体系を確認のうえ、2年間のコストを再集計

2015年9月に集計した際には、2年間のATM出金手数料は8,402円。期間が一部重複していますが、2015/4/9から2017/4/8までの2年間では前回を上回る10,044円です。

なぜ、楽天銀行はこれほどまでに高いのか、それほど口座管理コスト・ATMコストがかかっているのかなどは不明ですが、楽天銀行のATM手数料体系は以下となっています。

 

画像出展元:楽天銀行 公式サイト(手数料一覧:ATM利用手数料(個人口座))

楽天銀行のATM手数料体系

出金の場合、セブン銀行・イオン銀行・PatSatでの引き出しが216円、ENet・ローソンATM他が270円です。当然、1,000円の引き出しでも、10万円でも手数料は同じ。

私の場合、小遣い口座であることもあり、口座は概ねかなり寂しい残高。このため、5千円未満の少額で出金することが多く、その度に216円、もしくは270円も手数料をとられていると、やり切れない気持ちです。しかも、3万円未満の入金の場合も手数料がとられるとは恐るべし。

 

▼セブン銀行・イオン銀行・PatSatの出金手数料は216円

 

▼ENet・ローソンATM他の出金手数料は270円

 

口座開設から6ヵ月、ハッピープログラムでの優遇措置

通常の手数料は上記のとおりですが、口座開設してから6ヶ月間は、月5回までATM手数料が無料になります。私もそうだったかもしれませんが、この半年間無料に魅力を感じる方も多いはず。

また、ハッピープログラム(楽天スーパーポイント・手数料優遇)にエントリーすると、以下の画像のとおり、残高または取引件数に応じ、ATM利用手数料が無料になります。

 

 

▲残高10万円以上では月1回無料となるのですが、私の場合、残高10万円をキープできているケースはまれ。悲しいながらもせいぜい5万円前後。ATMの利用は、多くの方が月1回もしくは2回かと思いますので、最低でも残高10万円以上をキープすると、手数料はかかりません。このため、楽天銀行は月10万円以上の残高をキープできる方にはよいかもしれません。

 

過去2年間のATM手数料を集計

上記のとおり、ハッピープログラムにエントリーし、月10万円の残高をキープ・月1回のATM利用の場合は、ATM手数料がかからないことになります。

「楽天銀行の手数料が高すぎ」とぼやいている私は、恥ずかしながら、いかに残高が少ないかということになります。

 

さて、恥ずかしながら、私の過去2年間のATM手数料です。

 

▼楽天銀行の公式サイト(口座ログイン)にて、入出金明細をCSVでダウンロードできます。

 

▼CSV化した取引明細より一部抜粋。ATM手数料体系のとおり、216円もしくは270円の手数料がかかっています。

 

▼出金560,000円・59件に対して、手数料は10,044円・43件。

出金59件に対して手数料43件のため、16件はハッピープログラムにより手数料が無料だったようです。

出金560,000円に対して、手数料は10,044円。明らかにムダなコストです。手数料をとられている回数が43回であり、単純計算で1回あたり233円の手数料。

 

まとめ

楽天銀行の手数料が高すぎることもある一方、高すぎることを知りつつも、以下の2点にて私の認識があまかった、対応していなかったことを反省。

  • 他のネット銀行への切り替えを怠っていたこと。
  • ハッピープログラムによる月1回の手数料無料を有効利用すべく、残高10万円をキープできるようムダな出費を見直すべき(だったかもしれない)。もともと、少ない小遣いのため、10万円はかなり厳しいのですが。

 

反省したまま放置しないように、先ほど小遣い口座のメイン銀行を楽天銀行から「じぶん銀行」へ変更し、これですっきりです。

次回は、メイン口座から降格した楽天銀行ですが、それでも楽天銀行の口座を維持する必要があるのか、について検証します。

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