製品やソフトウェアなどのレビュー記事を依頼された場合に、記事の投稿前に依頼元にドラフトを送信し確認していただくことがあります。その際に悩ましいのがドラフトの送信方法。これまでは、WordPressの記事をパスワードで保護して依頼元のみに公開することもあったのですが、より便利な方法がプラグインの「Share a Draft」を使う方法。
これなら記事を投稿しパスワードで保護することもなく、また、サイトの記事一覧に該当の記事が表示されることもなく、ドラフトの段階で専用のURLを発行し、そのURLを依頼者に通知することにより、依頼者のみで参照することができます。
Share a Draftの使い方
WordPressのプラグイン「Share a Draft」の使い方はいたって簡単。文字での説明よりも、画像を見ていただくと明らかです(WordPressのプラグイン「Share a Draft」を導入済との前提で記載しています)。
▼こちらは実際にドラフトを共有している記事の設定画面。
ドラフト専用に発行されたURL(=リンク項目)を2週間限定でシェアしているものです。ドラフトの公開先にはURLの通知のみでOKです。このURLを共有している方なら、通常のブラウザでのWebサイトでの閲覧と同様に参照することができます。
▲右に「残り時間=2時間35分」とありますが、この時間を過ぎると共有が終了することを表しています。
新規で設定する場合は以下の対応となります。
▼「下書きを選択」を開くと、直近で下書き保存した記事が表示されますので、ドラフトで共有したい記事を選択します。
▼画面の日本語は少し変ですが、まずは共有したい期間を入力し、赤枠の「共有する」を押下します。
▼①にてドラフトのURLが設定されましたので、これを公開先にメールなどで通知して完了です。公開先の方はこのURLをブラウザに入力すると、通常のサイト記事と同様に閲覧することができます。なお、Share a Draftで設定した記事は、通常の投稿画面で記事を編集することもできます。
▲仮に、設定した公開期限を延長、あるいは期限を待たずして削除する場合には、②の「延長」「削除」にて対応できます。
まとめ
とっても簡単なShare a Draftによるドラフト記事の限定公開。これなら、投稿時にパスワードで保護し限定公開することなく、サイトの投稿一覧にも表示されることなく、特定の方のみと記事を共有できます。
冒頭に記載のとおり、私は製品やソフトウェアのレビュー記事を依頼された際に、依頼元にドラフトを確認いただく際に利用していますが、かなり便利に利用しています。
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