先日のAmazon ブラックフライデーセールにて、Echo Dot 第3世代とSwitchBot Hub Miniをセット購入しました。うち、今回はSwitchBot Hub Miniのレビューですが、これがかなり楽しく便利なもの。現在のところは、複数のリモコンをアプリ「SwitchBot」に登録しての基本的な操作、部屋のライト、テレビ、エアコンのオンオフをEcho DotのAlexaで行っているにすぎないのですが、私の想像以上に確実に動作します。
今回はこのSwitchBot Hub Miniのレビューのうち、リモコンのアプリへの登録手順と使用感について記載します(Alexaでの音声対応は別記事とします)。
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目次
SwitchBot Hub Miniの特徴
最初に「SwitchBot Hub Mini」の特徴を、Amazonの製品紹介から抜粋です。
- プリセットリストがあり、「スマートラーニング」モードを通じて、ワンタッチで手持ちのリモコンを追加できる。
- エアコン・テレビ等の赤外線リモコンを、一つのハブミニにまとめてアプリから操作可能。
- Amazonアレクサ、Googleアシスタント、Siriショートカットと連携して、話しかけるだけで家電とSwitchBotシリーズデバイスを操作可能。
上記の3つとも試してみたところ、手持ちのリモコンでは「スマートラーニング」に対応していないものや、なぜか SONYの液晶テレビ(古いブラビア)が、アプリにリモコン登録できない現象もあるのですが、上記1と2について記載します。
SwitchBot Hub Miniの外観
製品のコンセプト上、質感などにこだわるものではないため、付属品と外観についてはサラリと記載します。
▼写真では大きな外箱に見えますが、小さな本体と同様に 130mm x 87mmの小さなもの。写真の反対面のサイドに、機能として「家電一括管理、スケジュール機能、遠隔操作、音声コントロール」との記載があります。
▼付属品はクイックスタートガイドと柱などに取付用の両面テープ、電源用のUSBケーブル。
▲クイックスタートガイドは驚くほどに簡易的なものであり、公式サイトの以下のページを参照すべきです。
▼プラスチック感の強い本体。65mm x 65mm x 20mmと小さく、80gと驚くほど軽い。
▼写真下の中央にあるのが電源ボタン
▼質感が高いとは言えない底面。質感よりも機能重視の製品のため、こんなものでしょう。
▼現在はEcho Dot 第3世代と連携して使用していますが、第2世代と並べて撮影。
家電との接続、アプリでのリモコン操作
Alexaでの音声コントロールではなく、アプリ「SwitchBot」に家電を登録し、アプリにてリモコンを一括する手順について記載します。なお、私が対応したのは1ヶ月以上前であり、ログイン方法は失念しているために未掲載です。また、以下の公式サイトに動画とともに詳細に記載しているため、ここではポイントのみを記載します。
▼公式サイトの家電リモコンの登録方法はこちら。
▼動画での説明はこちら。
▼まずはこちらの「SwitchBot」をスマホにインストールします。iPhone / Android スマホともに動作・登録できることを確認済です。
スマートラーニングによる家電リモコンの登録
スマートラーニングに対応していない家電リモコンも多いのですが、主要ブランドの製品なら、機種などを選択せずに対応できるスマートラーニングが便利です。
▼アプリのホーム画面にて「Hub Mini」をタッチします。
▼「新しいデバイスを追加する」をタッチします。
▼追加する家電種類を選択します。
▼以下の画面となりますので、「スマートラーニング」を押下します。家電の種類によっては、SONYなどのブランド選択画面が表示されますが、ブランドを選択すると以下の画面に遷移します。
▲上の画面に記載のとおり、「本体の表示灯(LED)が消灯」、「消灯後に登録したいリモコンのボタンを押下(どのボタンでもよい)」、「表示灯が点灯するまで待ち」のステップとなります。この間、概ね10〜20秒程度です。
▼以下の画面に従い対応し、設定完了です。
▼以下の画面となった場合には、「スマートラーニング」での登録を諦め、手動での登録に切り替えます。
手動による家電リモコンの登録
上記「スマートラーニング」で登録できなかった場合、お使いの機器のブランドが一覧にない場合には、手動(カスタマイズモード)により登録します。
▼ホーム画面の右上にある「+」をタッチします。
▼ハブの選択画面となりますので、「Hub Mini」がオンラインであることを確認のうえ、これをタッチします。
▼登録したい家電の種類を選択します。
▼ブランド名を示す画面となりますが、該当のない場合は下の「カスタマイズ」をタッチします。
▼画像に記載のとおり、学習したいアプリ上のボタンをタップして、家電のリモコンボタンを押下し、学習が成功した場合にはアプリ画面の該当するボタンが青くなり、これを繰り返します。最後に全ての登録の完了後に、下の「追加」を押下し、動作を確認します。
アプリでのリモコン操作の使い勝手
Amazonのレビューを参照すると、様々なコメントがありますが、それほど多くの操作をしない場合には(過度に期待しない場合には)、十分に実用的です。私の場合、登録しているリモコンは多くなく(自分の部屋でリモコン操作している機器が多くない)、SONYの2011年製のテレビ「ブラビア」は登録できなかったのですが、その他の事例の操作状況は以下です。
- 2005年あたりに購入の古い東芝製のエアコンは、暖房・冷房などのモードの切替、風量や温度の調整など、確実に動作します。
- シャープのDVDプレイヤーも古い製品ですが、こちらも確実に動作。
- 15年以上前のSONY製のミニコンポと、2007年あたりに購入のパイオニアのステレオアンプとDVDプレイヤーは、オンオフのみを登録しましたが、こちらも動作。
- 安価で購入したLEDの室内灯は、付属のリモコンが壊れたために汎用リモコンを使用していますが、オンオフを学習させて動作。
- 全般的に、SwichBotアプリを起動後にHubを認識するのに、2,3秒要しますが、アプリの各種操作で家電は遅さを感じることなく動作します。別記事で掲載予定のAlexaによる音声コントールでは多少の遅延がありますが、そのような現象はありません。
- iPhone / Android スマホともに登録しましたが、双方とも機能しています。
▼登録しているリモコンの事例。まずは、お試しとして、DVDプレイヤー、エアコン、ライトを登録。SONYの古いテレビは登録できず(SwitchBot、Echo DotのAlexaの音声にてオンオフできています)。その他、古いミニコンポや、アンプなども動作しています。
▼エアコンは、2005年前後から使用している古い東芝製ですが、モードの切替、温度の調整など、全機能が動作(タイマーは除く)。
▲▼照明のリモコンは壊れたために、以下の汎用リモコンを手動で登録しましたが、汎用リモコンがオンオフのみの機能のため、アプリもオンオフのみに対応しています。
まとめ
今回はアプリ「SwitchBot」へのリモコンの登録と使用感のみのレビューであり、Alexaによる音声コントロールは別記事としますが、私の想像以上に確実に動作します。私の場合、照明の小さなリモコンを失くしがちであり、暗闇での操作も多いため、Alexaの音声コントロールとともに重宝しています。
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