大学受験も大詰めとなった1月半ば。受験・予備校の総括には1ヵ月もしくは2ヵ月早いのですが、ここで我が家の受験生が約1年間通う武田塾の雑感を徒然なるままに記載してみます。
実際に通っている受験生の立場ではなく親からみた雑感であり、また以下の過去記事と重複あるいは見解の異なる箇所もあるかと思います。あくまで「何となく」の記載であり、武田塾生の意見は受験後に整理してみます。
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目次
武田塾の強みのおさらい
武田塾のコンセプト・特徴については、約2年半前(2015年8月)の記事「授業をしない武田塾の三つの特徴と、その特徴に対する想い」に記載しましたが、さすがに古い記事であり、後日あらためて、武田塾生の意見も踏まえつつ整理してみます。
ここでは、武田塾の公式サイトに記載のある強みを引用するにとどめます。
- 授業をしない!
- 完璧になるまで絶対先に進まない!
- 参考書を使えば復習が楽になる!
- 自学自習の徹底管理!
上記の引用文が気になる方は、是非、武田塾の公式サイトを読み進んでいただきたいのですが、予備校へ通うことなく受験勉強を経験した方の場合、多くの思い当たる事項があると思います。
私は予備校を通うことなく(予備校がない田舎での受験勉強だった)受験勉強を行ったのですが、例えば上記3の説明書き、あるいは関連ページに記載のある「自分の学力・志望先にあった定番の参考書・問題集を完璧に何度もやりこなすことが重要である」ことは、今も昔も変わらない王道の勉強方法かと思います。
武田塾の強みに対するコメントは、後日の別記事としますが、以下の雑感へと進みます。
武田塾に通わせた1年間の雑感
「通わせた」というよりも、我が家の受験生自らが武田塾を選択したといったほうが正確ですが、まだ受験は終わっていないものの、この1年間の雑感です。
受験勉強の王道路線を取り込んだ武田塾は効率的かも
受験勉強に対する私の想い、あるいは約2年間 受験勉強を行っている我が家の受験生も悟ったこととして、最終的には予備校に行く行かないは大きな問題ではなく、大事なことは自分にあった勉強方法を見い出し、どれほど自分で努力することが重要であるということ。
この点において、「自分にあった勉強方法を見い出すこと」は時間がかかるのも事実としてあるかと思います。我が家では親子ともども、この勉強方法を見い出すことに約1年を費やしました。
上記の「武田塾の強み」にある「完璧になるまで絶対先に進まない。自学自習の徹底管理」は受験勉強の王道路線。
この王道路線に基づき、王道路線を具現化するために、教科別・志望校別の勉強方法・参考書類を惜しげもなく公式サイトで公開し、塾のスタイルとして取り込んだ武田塾では、「自分にあった勉強方法を見い出す」までに要する時間を圧倒的に短縮できるものと思います。
なお、授業を行う一般的な予備校の場合、ある意味では、その授業・カリキュラムが自分に合うのか・合わないのか、通ってみてはじめてわかる要素もあるかと思います(推測です)。
この点では、授業を行わない武田塾は自分で勉強を行うスタイルのため、通塾してから勉強スタイル・方向性の修正もでき、ある程度の勉強スタイルが定着している受験生からみると、柔軟性があると言えるかもしれません。
授業をしない武田塾に通った背景・意義
定番の参考書類・志望校別の勉強方法などを惜しげもなく公開している武田塾の公式サイト。ならば、「授業をしない武田塾に通う意味があるのか」と当然ながらの疑問がわいてきます。私も我が家の受験生に対して「授業をしないなら通う意味なし」と何度も意見したものでした。
しかしながら、以下により「武田塾に通う意義は十分にあった」との見解です。
「自習室」の有効利用と日々の生活リズムの定着
浪人生だからこそ言えることかもしれませんが、いくら意志が強くとも自宅での勉強(宅浪)の場合には、どうしても各種の誘惑に負け、1年間もの間 生活リズムをキープすることはかなり困難かと思います。
この点において、我が子曰く、自習室を開放している(開放している時間帯、休日の対応は教室により異なるようです)武田塾は、例えば浪人生の場合には朝から夜まで自習室で勉強するなど、生活リズムを維持することに欠かせないようです。
また、武田塾の費用は決して安くはないのですが、1科目のみの通塾でも自習室はフルに使用することができます。
なお、武田塾の講師(授業を行わないので講師というのも妙ですが、スケジュール管理などを行う方)は現役大学生であり、いろいろと相談できる環境にあるようです。
▼本人のやる気・生活リズムが勉強を左右するとの点では、以下の書籍が参考になります。
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まとめ
今回の記事は、大学受験の大詰めを迎えたなかでの、武田塾への通塾約1年間の、親からみたとりとめもない雑感です。武田塾生からみた総括は、大学受験後に整理したうえで投稿します。
また、他の予備校の状況を知らないため(東進衛星予備校は我が子が通っていましたが)、あくまで我が子から聞いている情報と、公式サイトから引用の情報に基づく記事です。
▼こちらは、実際に武田塾に通っていた我が子のブログ記事です。
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