2017年末にてサービス終了となった、Fire TV機器のYouTubeアプリですが、複数の代替アプリがリリースされています。おそらくはブラウザへのショートカットかと思われますが、今回は「Tube Player for YouTube」を試してみました。2018年3月に試した「vTube for YouTube」は、Fire TV Stick 旧型には未対応だったのですが、この「Tube Player for YouTube」はFire TV Stick 新旧型、Fire TV 2017ともに対応しています。
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Tube Player for YouTubeのインストールと使用感
結論から言いますと、冷却対応の弱いFire TV Stick 旧型では設定画面で2回操作して2回ともフリーズしたものの、動画視聴は普通に使え、Fire TV 2017ではフリーズすることなく、2017年末まで機能していたYouTubeアプリと同様に使用できます。
Fire TV Stick 新型では試していませんが、その冷却対応は旧型より格段に優れているため、熱暴走によりフリーズすることなく使用できるでしょう。
▼まずはアプリをインストール。
Amazonサイトへのリンクですが、パソコンのAmazonサイトからFire TV Stick、Fire TVへ配信できます。
▼かつてのYouTubeアプリ、Silkブラウザ経由のYouTubeサイトと何ら変わらないホーム画面。他の画面も同様に同じ構成です。同じ構成であるため、この「Tube Player for YouTube」はYouTubeサイトへのショートカットだと推察。
▲▼ポイントのみですが、Fire TV 2017での使用感は以下。
- 初回起動時はやや時間がかかるものの、各画面遷移にイラっとするようなモタツキはありません。
- 画面遷移は速くはないのですが、他のFire TVアプリと同様のレスポンスです。
- もちろん、動画視聴時には全画面表示となり、リモコンの早送りなども機能します。
- 動画と音声とのズレはないようです。
▼英数・かな切替も含め、以下の検索画面やログイン画面も普通に使えます。
▼がしかし、Fire TV Stick 旧型では、例えば以下の設定画面でフリーズし、強制的に再起動となること2回。2回操作し2回とも再起動であったため、スペックの低い旧型では負荷がかかっているのか、本体はかなり熱を帯びています。
まとめ
Fire TV Stick 旧型の設定画面ではフリーズし強制的に再起動となったものの(Fire TV 2017では問題なし、Fire TV Stick 新型は試さず)、メインとなる動画視聴では普通に使える「Tube Player for YouTube」。YouTubeの代替としては十分です。
以前試した「vTube for YouTube」も画面構成・機能としては同じなのですが、「Tube Player for YouTube」はFire TV Stick 旧型へのインストールできるため一歩リードか。ただし、「vTube for YouTube」はFire TV Stick 旧型では負荷がかかることを認識していたために、インストール対象外としているとも言えます。
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