昨年の8月の記事にて、受験生なら『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』は読んでおいたほうがいいよ、と紹介しました。この本では、受験生の心得的なものが記載されており、私が大学受験生であった約30年前、勉強に気合を入れ出した当時の状況を振り返ってみると、「まさにこの本のとおり」と共感しました。
そして、昨年度の8月に当時 高校2年生の息子に、この本をプレゼントしたものの、現在まで全く読んだ形跡はなし。がしかし、現在 受験勉強の真っ只中ですが、多少なりとも受験勉強に「やる気」がでてきた現在、部分的にではあるものの、この本に記載の状況と同じような状況になりつつあります。また、会社の同僚の受験生のお子さんの状況を聞いてみても、「やる気が出てくると、生活習慣がよくなった」との声をよく聴きます。
そこで、今回は再度『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』の紹介と、「やる気」と「生活習慣の変化・好転」に関するレポートです。
『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』の概要
目次より
- 第1章 なぜ、あなたは勉強で結果を出すことができないのか?
- 第2章 努力が水の泡にならない「結果の出る」勉強法
- 第3章 結果を出すための「やる気」を高める技術
- 第4章 結果を出すための「集中力」を高める技術
- 第5章 結果を出すための「継続力」を高める技術
私が共感した見出し
- 短期的な快楽に流されない強い願望を持てば、やる気も生まれる
- 「でっかい願望」がないから勉強も継続できない
- 必ず期限を設けて集中力を爆発的に上げる
- 勉強の時間を増やすには、まずは「やめる」ことを決める
やる気がでると、この本に書いている事項を実践できる
なぜここで以前の記事の内容を再掲したかというと、30年前の自分の経験から、また、最近、急にやる気を見せてきた周囲の受験生(自分の子供、会社の同僚のお子さん)をみたり、話を聞いていると、上記の見出しに記載の事項のうち、幾つかが自然と身につくようになってきたことを実感したからです。
「でっかい願望があるから、やる気がでる。やる気がでてきたから、時間を捻出するために何かをやめる。やる気になると自然と集中力が高まる」という好循環になってくるもの、との認識です。
そして、時間をムダにしないために、ムダなこと(テレビをダラダラと観る。スマホで動画を観るなど)を止める、朝は早起きをするなど、よい生活習慣が身についてきます。
上手くまとまりませんでしたが、今も昔も「やる気になると、生活リズム・習慣がよくなる。その逆に、生活リズム・習慣がよくなると、やる気がでてきている証拠」であると思います。これは、受験生のみならず、我々 大人にとっても同じであると言えます。
▼『勉強の結果は「机に向かう前」に決まる』、書籍版
▼あわせて読みたい「受験脳の作り方」。やっぱり勉強は繰り返すことですね。
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