現在の家に住み替えて17年ほど経つのですが、様々なところで綻びが出始めています。この綻びの修繕や、新築当時のカーテンの購入など、振り返ってみると「業者任せにしないで自分で行えば安く済んだのに」と後悔することが多々あります。
ウッドデッキの部分補修もその一つ。7年前に外壁塗装とのセットでウッドデッキの部分補修(板2枚分の貼り替え)を業者に依頼したのですが、セット価格・ドンブリ勘定のなかで5万円から10万円ほどかかったとの記憶。
ところが、昨年の秋に自分で部分補修してみると、補修面積こそ1/2程度であり、木材の種類も廉価なものですが、3,000円程度で収まってしまいました。
前置きが長くなりましたが、今回はウッドデッキの部分補修、DIYの簡易レポートです。
ウッドデッキの部分補修・DIY、一部工程
昨年度の秋に作業を行いましたが、工程の写真をとっておらず、また、塗装も色あせてしまいました。現在の汚い写真に基づき、補足していきます。
▼椅子の座面(板4枚分)は全て取り換えました。塗装にムラのあるイマイチな仕上がりですが、取替前は板が腐り、座ることができない状態であったため、塗装ムラがあっても十分です。
▼別の角度から。
椅子の下にある板は、17年間取り換えていないのですが、これと比べると綺麗に見えます。実際に座ってみると、強度不足を感じることはありません。
▼一部を拡大。
木ねじで固定していますが、木ねじ部分に割れが生じています。これは下穴を開けずにねじ込んだために生じたもの。
▲昨年の秋に補修したため、記憶が定かではないのですが、ホームセンターで購入した防腐剤を使用し、費用は2,000円もかかっていないはず。
▼こちらの赤枠部分も部分補修しました(補修・取替後の写真です)。
▲赤枠の左側の板と1枚の板なのですが、左側は先ほどの椅子が固定されているために、全面取り換えは手間がかかります。このため横着して、特に腐りの激しかった赤枠の部分のみを切り取り、貼り替えました。
ちなみに、この画像の上側2枚の板は、6年前に業者に依頼して数万円かけて取り換えたのですが、「これなら素人の私にもできそう」と即座に感じたことから、以降の部分補修はDIYにて対応しています。
▼こちらは、ウッドデッキの階段の全取替のために待機している板。ブログ掲載のため、写真は縦横逆にしています。上は塗装中、下は塗装前のもの。
▲先に掲載の部分補修も、以下の同じ木材を使用しています。
- 2×6、防腐木材。厚み38ミリ、幅140ミリ、高さ900ミリ
- 近所のロイヤルホームセンターにて、税抜690円也。ジョイフル本田も同価格帯でした。
▼木材の切断に利用した電動のこぎり。
庭木の太目の枝の切断用に購入したのですが、今回の木材の切断や、不要になった家具の切断などに大活躍の電動のこぎりです。刃を交換することにより、金属も切断できます。
▼今、Amazonで確認してみると、レシプロソー( ブレードの往復運動による切断する電動のこぎり)のカテゴリー・ベストセラー1位でビックリ。価格は9,180円と、我が家に多くある電動工具のなかでは最も高くて、更にビックリ。やや高価ですがいい仕事をします。
まとめ
ウッドデッキの完成から間もないものはともかく、十数年経過したウッドデッキの補修(見かけ・耐久性にはこだわらないとの意味で)なら、業者に頼まずともDIYによる補修で十分。
手動ノコギリでの木材切断の場合には、時間・労力も必要ですが、電動ノコギリを使用すれと、上記の私の事例では採寸も含めて2時間もあれば十分に完成できます。
木材の種類にこだわらず、大きなホームセンターにて販売している格安な防腐木材を使用すると、コストもかなり割安におさえることができます。
▼作成過程の写真を撮り忘れ、完成写真の一部のみの表示ですが、ウッドデッキ補修の余った木材で作った、愛犬用のスロープです。
▼ウッドデッキ木材の通販サイトですが、それほど高価なものではないため、通販を利用する手段もあります。
木材の特性で選ぶこともでき、また、デッキセットも販売していますが、これが意外と安価であり、私も制作してみたくなってきました。
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